眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・義父〜梅花日記〜:丸木文華/あんたとお前と俺。:丸木文華

ボーイズ小説・義父〜梅花日記〜(アズノベル)丸木文華

明治末。2歳で父親を亡くした受は、父の親友であり財閥の跡取りである攻に引き取られ育てられた。真っ直ぐに育った受が画家になりたいと申し出た時激しく反対され…。
気になる作家さんの新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は学生。実父は2歳の時に自殺。攻に引き取られ幼少の頃は本当の父親だと思っていた時もある。絵の才能がある。真っ直ぐ。心優しく争いを好まない。声を荒げたことはない。母親似の整った容姿。
攻は財閥のトップ。妾腹だったが優秀なため正妻の子供を押しのけ跡取りになった。殺伐とした環境で育ち家族愛を知らなかった。19歳の時に受を引き取る。威圧感がある。彫りの深い顔立ち。黒々とした太い眉。力強い光を持った目。我が強く自信に漲った若い雄。敵には冷酷。恐れられている。
引き取った親友の息子・受を愛するようになり、受が自分から離れていくと思った執着攻が監禁するエロメインの話。
話の筋は割と単調で、誤解が解けた後はラブラブになっている。受が赤の他人に痛めつけられなかったので安心して読めた。
Hは多め。最初は手込め。監禁・道具もあり。
明治物。似非近○そー姦。義父34歳×息子17歳。17歳差。年上攻。シリアス。受に当て馬。執着攻。換金。受の女装。エロメイン。



ボーイズ小説・あんたとお前と俺。(花丸文庫)丸木文華

母親の再婚で兄と弟が出来た大学生の受。最初弟から目の敵にされていたが…。
雑誌掲載とその後の書き下ろし。雑誌で読んで気になったので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は大学生。小さい頃に父親を亡くし母子家庭で育つ。体の弱い母親のためにバイトを頑張っていた。3ヶ月だけウリをやっていた事がある。爽やかで人好きする笑顔。接客業が性に合っている。ジャニーズっぽい。
攻1は社会人。優秀なシステムエンジニア。女性的で整った冷たい印象を受ける顔立ち。涼しげな一重の切れ長の目。ダークブラウンの髪。終始自然な笑みを絶やさない。穏やかな雰囲気。優男風。上品でそつのない服装。
攻2は高校生。全国的に有名な進学校に通う。優秀な成績。空手で全国3位まで行った。攻1とは腹違い。父親似。我の強そうな太い眉。黒く澄んだ二重の目。直情型で嘘のつけない性格。肩幅も上背もあるめぐまれた体格。清廉な空気。
母親の再婚で新しく出来た兄弟にうまくとけ込めず、弁護士の義父の裕福な家庭に馴染めず母親にも気遣って精神的に孤立する受。
さんぴーの攻二人は大概企み系優男とスポーツ万能男らしい直情型のパターンが多い気がする。バランスが良いのかな。
話は順当な感じ。攻父に攻2の擁護をされて寂しいと感じる受が良かった。こういうキャラが卑屈になる微妙な心情をぽつぽつと入れてくれるのはツボ。
前も書いたけれどこの作家さんの話は小説という気があまりしない。文章が下手だと言いたい訳じゃなくBLゲームの文字部分をまとめて読んでいるような気持ちになる。
書き下ろしの部分はこのまま片方とくっつくのかと思ったが、さんぴーえんどだった。
Hは多め。切れた受が積極的。
次も地雷で無い限り買う予定。
さんぴー物。さんぴーエンド。似非近○そー姦。兄30歳×弟17歳×大学生。エロメイン。温泉。痴漢電車。


2010年09月08日(水)
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