眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・普通ぐらいに愛してる:久我有加/溺れる人魚:いつき朔夜

ボーイズ小説・普通ぐらいに愛してる(ディアプラ文庫)久我有加

イベント代行会社で働く受は、仕事で高校時代の同級生で苦手だった攻と再会する。毎日好きだと言いながら卒業後連絡が取れなくなった攻だが、再会後高校の頃と同じように口説いてきて…。
雑誌掲載2本と書き下ろし有り。いつも買っている作家さんで雑誌で読んで気に入ったので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受はイベント代行会社で働く。叔父が経営。就職先の会社が倒産し彼女とも別れる羽目になる。綺麗系の顔立ち。白い肌。長い睫を従えた二重の双眸。中世的な面立ち。テニス部所属。細身の体。男前。
攻は大手食品会社勤務。眼鏡。端正な容姿。関西弁。ゆっくりとしたテンポ。大らか。マイペース。スラリと伸びた体躯。鋭角的な輪郭。すっきろとした切れ長の双眸。隆い鼻。薄い唇。家事は一通り出来る。
高校時代に嫌がらせをされた(と受は思っている)攻と再会し口説かれて、本気なのかからかっているのかあたふたする話。
関西弁作家さんだけど、今回は関西が舞台ではなく片方だけが関西弁。これはこれで萌える。こゆさがちょっと薄れると言うか。
飄々とした攻の「嫌〜」という台詞が何か萌える。へらへらとしているようで包容力や生活力のありそうな攻は良い買い物物件だし、相変わらず受は男前だしメインキャラ二人とも好感が持てた。流石の安定感。
書き下ろしでの二人が家電を買いに行く話が可愛い。喜ぶ奥さんを見つめる若い旦那みたいだと気づき一人でにやにやする攻が可愛い。
Hはそれなり。雑誌掲載1本目では出来上がったまでで最後まではやっていない。やるのは2本目だけどやったら受がノリノリだった。
次も地雷で無い限り買う予定。
再会物。社会人物。高校時代の同級生カプ。関西弁攻。眼鏡攻。受に元カノ。男前受。



ボーイズ小説・溺れる人魚(ディアプラ文庫)いつき朔夜

足の痛みで水泳の練習を休んでいる大学生の受は、バイト先のスポーツクラブの客で鍼灸師の攻と出会い攻の治療を受ける。攻に好きだと言われ…。
雑誌掲載2本と書き下ろし有り。いつも買っている作家さんで雑誌で読んで気に入ったので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は大学生。3年生。水泳特待生。九州出身。生真面目な和風な顔。眦が切れ上がっているのが昔の若武者のよう。ストイックな色気。アスリート特有の緊張感のある細身。
攻は鍼灸師。祖父の治療院を引く継ぐ。むらのない小麦色の肌。くっきりした切れ長の目。薄い唇。険のある美貌になりそうなところを目からやや離れた眉と広い額が和らげている。肩まで届きそうな金褐色の髪。水商売の雰囲気。派手な容姿。深みのある声音。男女にもてる。遊び慣れている。道徳観が薄い。
足に故障を抱え行き詰まっている水泳特待生受を見初めて落とそうと近づく鍼灸師攻。なかなか先に進めず本来の下の緩さで女を引っかけているところを真面目な受にばれて…みたいな流れ。
仕事に対しては真摯だけどプライベートの恋愛になるとモラルが低くなる攻と田舎の真面目なスポーツ選手受のカプ。
最初は遊びで受をねらっていたはずなのに急に本気になったように見えた攻だが、挽回しようとする姿は可愛かった。恋愛の勝者だった攻の傲慢何様な思考がへこまされるのを見ると萌える。
でもクライマックスの流れの言動が何か変というか。
この作家さんは真面目に話が進んでいるはずなのに、たまにマジなのかギャグなのか首を傾げたくなるようなエピソードが入る時がある。しかも割と重要な流れの時に。今回もそうだった。
スポーツマンの若武者受は好みなのに更に方言キャラで萌え度が上がった。エロシーンで何気なく方言が出てくると萌える。
Hはそれなり。初Hは薬で無理矢理だった。
次も地雷で無い限り買う予定。
水泳。大学クラブ。鍼灸師20代半ば?×大学生20、21歳。受の口奉仕。


好きな作家さんの方言BL二連発。

2010年08月20日(金)
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