眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・嘘と誤解は恋のせい:小林典雅

ドラマCD「よくある話。」を聴いた。
小冊子がつくのでオフィシャル通販をしようか迷っている内に発売になってしまい諦めていたらコミコミで小冊子付きが売っていたので申し込んでみた。
受のオヤジぶりが今一つイメージに合わない。しばらくすると慣れたけど。攻の年下ワンコぶりが良かった。妄想の内容も笑える。冊子は付き合った後の二人の話。良い雰囲気で良かった。
8月に買ったCDの好き度は世界>交渉人>よくある>別れる。の順。くちびるにはまだ買っていない。



ボーイズ小説・嘘と誤解は恋のせい(花丸文庫)小林典雅

大学生の受は隣人のサラリーマン攻に片思いしている。受の先輩で劇団員の男が受の片思いを助けるためニセのアンケートを切っ掛けに話しかけろとアドバイスして…。
雑誌掲載の改稿と書き下ろし。気になる作家さんの新刊なので買った。萌えは薄かったが笑える話。
受は大学生。実家は歯科医。父子家庭だったので家事は得意。中学時代の先輩で劇団員になった男がよく食事に来る。おぼっちゃん。高校時代に先輩と付き合う。ゲイ。シャイ。聡明そうな繊細な作りの顔。黒目がちの濡れたような瞳。酔うとすごい。
攻はエリートサラリーマン。長身で男らしく整った容貌。一見クールそうで笑うと気さくな印象。家事は一通り出来る。誠実。ノンケ。
片思い相手のリーマンに声をかける切っ掛けにと先輩からアンケートを持たされ話すようになった受と攻。攻は受に好感を持つが受の部屋に来る先輩に遊ばれていると思い込み…みたいな流れ。
なんか読んだ覚えがあると思ったら雑誌掲載の改稿だったみたい。メインキャラに好感が持ててギャグも散りばめられ笑って楽しんで読める作品なのだけど、たまに読むのが面倒になった。前回の「美男」の時も同じ感想だった。
後書きでBL的萌えが少ないと言われたとあったが、今回も萌えは薄かった。
今回とんでも無い内容のアンケートで笑いを取っていたのだけど、その部分が長い。アンケートの内容にインパクトはあっても同じ調子の刺激が続いていくので、ギャグとして笑うためのテンポが遅くなり、笑って話が進む笑って話が進むみたいにパンパンテンポよく進めるというより、笑って笑って、あ、まだ同じネタが続くの? と思う事が面倒な気持ちになる理由だった。面倒といっても読むのが苦痛とか面白くないと言っているのではなく、同じネタを被せすぎ?
コメディ部分を丁寧でしっかり書かれているのは好感もてるのだけど、BLは受と攻の恋愛話が主軸に来るので、コメディ部分がしっかり書かれているため先に進む目先がぶれるというか。笑い部分が恋愛というメインルートを華やかにする飾り程度ではなく、別のルートになる勢いなので、恋愛部分に戻った時に意識を切り替えていると萌えがブツ切れになって薄まってしまう。ここらも前回と同じ感想だった。
アンケートのギャグ部分が消えても恋愛話に支障が無さそうで、その部分を取ると、案外キャラの性格の肉付けが薄くそこら辺も萌えが薄いと感じる理由かも。
昔の洒落で出ていた方が、文章は今よりつたなかったけれど、テンポが良かったような気がする。
コメディをしっかりと描いてくれる作家さんは少ないので、これからも是非とも生き残って欲しいのだけど、読後すぐの感想が笑えたというのが半分、よく考えているなーと感心するのが半分なのが微妙に残念。
あとがきだけにあった、さんぴーカプが気になった。書いて欲しいな。
後半受と攻が無人島に旅行に行くのだけど、モニターツアーで初めての客の二人が泊まったら、大雨が降るは、地震が起こるは竜巻が発生するはでさい先の悪いスタートだったのに吹いた。話の筋には関係ないけどこのツアー会社は大丈夫なのだろうか。ちょっと心配。
出来上がってしまえば立派なバカップルで波風は少なそうなカプだった。
「美男」に出てきた脇キャラも名前だけ出ていた。
Hは2回ほど。エロシーンになるとシャイな受が豹変しエロエロになる。
次も買う予定。
コメディ。エリートサラリーマン26歳×大学2年生20歳。6歳差。年上攻。無人島に旅行。ギャグ。OKY。


2009年09月05日(土)
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