眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 漫画・兎オトコ虎オトコ1:本間アキラ/小説・春の泥:水原とほる

ボーイズ漫画・兎オトコ虎オトコ1(ショコラコミック)本間アキラ

仕事帰りに肩を撃たれ倒れていたヤクザ攻に出会った新米外科医の受は、怖がりつつも手当をする。後日攻が受を探しにやって来て…。
雑誌掲載と読み切り1本。描き下ろしは表題16Pと読み切りの過去話8P。雑誌の時に気になっていたので買ってみた。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は新米外科医。研修を終えたばかり。眼鏡。おどおどしているが根性もある。人が良い。白髪。医者の仕事が好き。
攻はヤクザの幹部。絶賛内部抗争中。跡目候補。黒髪。背中に虎の刺青。女癖が悪い。ヤクザになる前は育ちが良く品のあるぼっちゃんだった。頭が切れる。喧嘩っ早い。口が悪い。
ヤクザ×医者。雑誌掲載時に楽しみながら読んでいたので単行本化は嬉しかった。
手当をしてくれた受に惚れ、受の働く病院に探しに来たが、意識がもうろうとしていたため、最初受本人だと気付かない攻。
受はびくびくしているが、いざという時は注意出来る性格。いつもは肩で風をきって気に入らない相手はぼこっているはずの攻が、何故か受には強く押せないエピソードが微笑ましい。兎姿の受と虎姿の攻の絵が可愛かった。ヤクザ物で焦臭い雰囲気なのだけど、受の周囲だけほのぼのしている。
雑誌掲載部分は、まだ全部載っていないけど大量描き下ろしで次で完結らしい。まだ攻側の内部抗争が片付いていないけど、後1冊で終わるとは思えない。ちゃんと敵側を片付けておいてくれないと受の今後が心配。
読み切りは、家が隣同士の幼馴染み物。16歳差。役場職員の受は、お隣で16歳下の攻の勉強を見ていた。攻は頭が良くないふりをしていたが実は天才でアメリカの天才ばかりを集めた特別な学校に行ってしまい…。
六年ぶりの再会で攻はまだ19歳だがスキップで卒業し大手製薬会社で勤めている。口が悪くて人生を斜めに見ているが受を密かに好きだった攻。
描き下ろしは12歳の攻と受の二人で映画を見に行く過去話。告白して押し倒した所で終わっている。これで終わるのが勿体ない。続きがあるなら是非描いて欲しい。
カバーを捲ると作家さんの4コマ描き下ろし。両方とも続きの気になる話だった。
Hはあまり無い。2つとも押し倒された所で終わっている。
続編も買う予定。
連載。ヤクザ×医者。ヤクザ物。抗争。兎と虎。大手製薬会社の研究開発部所属19歳×役場職員36歳。地味受。



ボーイズ小説・春の泥(キャラ文庫)水原とほる

二流大学に通う受は、2つ下の医大志望の受験生攻の弟と、一週間だけ二人で生活することになった。長らく口をきかなかった弟だが…。
雑誌掲載とその後の書き下ろし。可もなく不可も無くと悪くないの間。可もなく寄り。
受は大学生。二流大学の経営学科。父親が商社勤務。小さい頃は親の期待を背負っていたが中学受験に失敗してから期待されるのが苦痛になる。高校時代は適当に遊んでいた。ゲイ。英語が話せる。生まれた時は健康優良児。母親似の線が細い女顔。よく本を読む。髪を染めている。優柔不断。派手な服装。接客に向いている。
攻は受験生。有名進学校に通う。成績優秀。受験後は国立の理学部。小さい頃は虚弱体質でお兄ちゃん子だった。彫りの深い目鼻立ちで男っぽい。受より10センチ近く高い。女性にもてる。兄一筋すぎ。黒髪。
両親とも血が繋がっている立派な近○そー姦物。弟が思い詰めて両親の居ない間を狙って無理矢理H。最初は抵抗していた兄も次第に異常な関係に取り込まれていくみたいな流れ。
近○そー姦うはうはなので楽しみにしていた。確かにどこにだしても恥ずかしくない立派な近○そー姦なのだが、何かこうエロっぽさが少なかったというか。
今回だけではないけれど、この作家さんのエロシーンって、たまに愛情からくるHというより上下を決めるマウント行為に見える時があるのだけど、今回も半分以上エロシーンがそう見えたのでこの感想。暴力シーンが無いならもうちょっとエロを感じるのかも知れないけれど、攻の暴力は子供が我を通すために殴っているのと同じ心情なので、その延長のHがなおさらマウント行為に見えるのかも。
後、攻が学生だと自立していないので、自分の感情を押し通すだけで終始してしまうと、我が強いだけのストーカーっぽく見えるのもあるかも。
タイトルに絡めての受が攻との関係を語る部分は好き。
Hは多め。無理矢理から拘束。暴力。
次も設定次第。
近○そー姦物。弟17歳×兄19歳。年下攻。2歳差。シリアス。拘束H。受に顔○。受に当て馬。


2009年09月02日(水)
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