眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 漫画・泣かないで、大久保くん。:北別府ニカ/逆視眼1:石原理/小説・MOON DIVE:神江真凪

カラスヤサトシ4・カラスヤサトシを買った。
最近露出が増えて内容が薄くなった(ついでに引き出しが少ないのであっちゅうまに既読感を覚える)気もするけど、これはそこそこ笑えた。次があるなら買いたい。
しかしこの作家さん、自分の痛さ(幼さ・駄目さ?)をそれなりに自覚している割にマイペースで生き方を変えようとしなかったところが、おたくが道を貫いているように見える。



ボーイズ漫画・泣かないで、大久保くん。(マーブルコミックス)北別府ニカ

短編集。雑誌掲載のみ。描き下ろしは後書きくらい。気になる作家さんの新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。可もなく寄り。
1つ目。出張帰りの新幹線の中で親しくなった自分と同じリーマンと新幹線に乗っている間ゲームをして楽しく遊んでいたが…。知り合ったリーマンの恋愛を偶然知る第三者視点。最後は付き合おうとすれば付き合えるかもみたいなオチだったけど具体的に恋愛感情はまだうまれていないっぽい。付き合おうとするなら眼鏡が攻か?
2つ目。作家の叔父が10年越しの恋人である学生時代からの同級生と破局するのを見つめる甥の第三者視点。死に別れエンドで悲恋だが恋人と別れて酒に溺れるエピソードは嫌いではない。甥が後釜狙おうとすれば狙えそうな雰囲気だったがこのままくっつかず二人で思い出を語って欲しいとちと思った。
3つ目。まだ売れていない作家が恋人の編集者の帰郷についていく話。作家×編集者。ゲイだとばれて半分勘当されていた受を支えようとする攻。
4つ目。幼馴染みの受が大学卒業間際から引きこもりになってしまい、立ち直って貰いたいと同居して世話をする攻の話。10年付き合っているゲイカプの脇カプも出てくる。受の女装。
5つ目。バンドマンの受は食事をさせてもらうかわりに隣に住むエリートリーマン攻とHするようになり…。エリートリーマン×バンドマン。
カバーを捲ると表題の描き下ろし。その後漫画。
いつものゆるい雰囲気で淡々と恋愛が流れていく。悲恋物が入っていたのが印象的だった。たまにはこういう話も良い。
個人的に一番気に入ったのは2番目の悲恋。悲しい話は時折スパイス程度にしか読まないけれど、心が先に死んで次に体が死んだエピソードに弱いのかも。
Hはそれなり。この作家さんはがっつり描く作風ではないが、パンツはトランクスが多い気がする。
短編集。作家×編集。幼馴染みカプ。ほのぼの。淡々。眼鏡。



ボーイズ漫画・逆視眼1(ダリアコミック)石原理

所轄から本庁に出向になった刑事が、他人の視界から過去をのぞきみる能力を持つ心理分析官と連続凶悪事件に関わっていく話。
雑誌掲載と番外描き下ろし5Pほど。雑誌で気になっていたので買ってみた。現在は可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は心理分析官。白髪。特殊能力を持つ。同じ能力を持つ祖母がいたが亡くなる。守護獣みたいなのが憑いている。一見二重人格。当人は真面目で奥手。優しい。
攻は所轄の刑事。型破りの性格で上からは煙たがられる事が多い。有能。黒髪。飄々として食えない性格。
読解力が無いので雑誌で細切れに読んでいると分かりにくい部分がったが、通して読むと何とか理解できた。はず。
事件はまだまだ序盤で受の謎と背景も殆ど出てこないけど、事件の真相もキャラの今後も気になる。脇カプにどこかの会社の怪しい先輩×後輩が出てきて後輩がアンアン言わされているのだが(描き下ろしはこのカプのエロシーン)、まだどこ所属でどの立場にいるのか分からないよく分からないエロカップルだった。
猟奇殺人ネタは好きなので事件の方にも期待。
逆視が出来る人間に益荒がいるのはらこの祖母にもいたんだろうか?
メインカプのHはまだない。受が攻に押し倒されてはいた。キスまで。
次も買う予定。
事件物。刑事物。猟奇殺人。刑事×心理分析官。脇カプ有り。



ボーイズ小説・MOON DIVE(シャレード文庫)神江真凪

真面目で優秀な大学生の攻は実は人魚で満月の晩にだけ体が女になる。ある時遊びで付き合っていた男と喧嘩になりたまたま通りかかった高校時代の同級生・受に助けて貰い…。
学生カプ物かと思って買ったらまさかの女体化攻だった。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受はアルバイター。土建屋の長男として生まれたが親と折り合いが悪く家を出る。弟が二人。ゲイ。口が悪い。警戒心が強くなかなか慣れない。不良受。少し長めの金髪に近い色。尖った顎と薄い唇。大きなつりめがちな目。目付きが悪い。小柄で凶暴な野良猫。
攻は大学生。真面目で優秀。人付き合いもよくそつがない。心では周囲をバカにしている。人魚の息子(人魚のオスは海で生活出来ないので生まれると陸にあげられる)。不遜。180センチ越えの長身。程よい筋肉でバランスよく引き締まった体。細く形の良い鼻梁。少し長めの黒髪は野性味を帯びている。端整な顔立ち。艶やかな色気。
人魚の攻は満月の夜だけ女の体になる。それを利用して馬鹿な男を引っかけ遊んでいたが喧嘩した時に受に助けて貰い、次の遊ぶ標的として受を選び親しい顔で近づくが受はゲイで女性が駄目で…みたいな流れ。
人魚設定の時は受かと思ったが、まさかの女体化攻で驚いた。商業では殆ど無いのではないか。
真面目で優秀な優等生な外見だけど実は遊んでいて世の中を舐めている攻と、人付き合いと口が悪く頭もそこそこだけど一途で不器用な不良受のカプ。
デビュー作も不良受ではなかったっけ? 
攻は 何でも一通り出来て優秀なため世間を舐めていて嫌な性格。受の事も最初は何となく気に入らなかったので女の姿で近づいて振り回して遊ぼうと思っていたのに段々はまってしまい、ゲイだと知った後は受をホテルに監禁しH三昧な日々。なかなか好きだと自覚せず遊んでいた女との切れ方も不十分で受に迷惑をかけプチストーカーな性格でもあり、受と出来た後は束縛攻だった。まさに何様攻。ひでーと思いつつ憎めない性格でもある。
不器用で攻に振り回されつつ一途なところのある受も可愛い。
人魚設定が面白かったので攻の同居人もホモにするなら読んでみたい。
攻は女になった時積極的に女装して(でもHはしない)女の自分を楽しんでいたが、やはり受相手にはいつまでも攻なのか。つーか女の姿で誘惑したのならいつか乗っかるつもりだったのか。
女性化した男がHしたら子どもは出来るのかちょっと興味があるが、出来るならもっと先に仲間たちから警告されているか。その前に人魚と陸に上がった男の人魚の間に子供は作らないのだろうか。
Hはそれなり。最初のHからやりまくりな蜜月だった。女から男に戻った姿で犯しているので、攻は女物を着つつがっつりやっている。
次も設定次第。
人魚。似非ファンタジー設定。大学生×アルバイター。真面目な優等生×不良。攻視点。

2009年05月24日(日)
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