眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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小説・夢の終わり:火崎勇/この愛で縛りたい:英田サキ
親が帰っていった。
毎日ではないんだろうけど、定年を何年も過ぎた老人がビールを1日で2L以上も飲むのは飲み過ぎではないかと思うのだが。丈夫な胃袋に感心する。毎回会う度に出来るだけ長く元気でいて下さいと思ってしまう。
ボーイズ小説・夢の終わり(クロスノベル)火崎勇
記憶喪失で全て忘れている青年受の前に現れた攻。記憶を失う前の受は攻の家族に酷い事をしていて…。
いつも買っている作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は記憶喪失の青年。母子家庭で育つ。庶子。平凡な青年。容姿や頭は悪くない。恋愛に奥手。この作家さんの書くいつもの受から意欲、前向きさが若干削られた受。
攻は大きなグループ企業の跡取り。弟がいた。喫煙者。背の高いがっちりとした青年実業家のような上質な匂いのする男。目鼻立ちがはっきりしている。この作家さんの書くいつもの攻から傲慢度を少し削いだような攻。強引で強○始まりだが根は悪い人ではない感じ。
記憶喪失で全て忘れた受は、受に恨みを持つ攻に引き取られ攻の屋敷で軟禁される。攻の弟に酷い事をしたとして手ひどく扱われるが、受の態度に攻も次第にほだされていき、受も攻に惹かれるが…みたいな流れ。
攻に惹かれるが記憶を失う前に攻の家族に酷い事をしたらしいので思い切れない。という部分がどうせ僕なんてチックで萌えた。
ネタはすぐに想像つくし薄いといえば薄いのだけど、最近の作品の中では楽しめた。最後はもうちょっとくっつくまで引っ張って欲しかったけれど、火崎さんだから仕方がないのか。ネタバレからくっつくまでさっくりしている。
Hは強○始まりだが濃くはない。
次も地雷で無い限り買ってみる。
記憶喪失物。一種の事件物? 実業家30代?×記憶喪失の青年20代頭〜半ば。強○始まり。
ボーイズ小説・この愛で縛りたい(ビーボーイノベル)英田サキ
会社員の受は大学時代からの親友の攻にずっと片思いしていたが、ある時思いあまって監禁しHしようとするが…。
雑誌掲載とその後の書き下ろし。受の監禁ネタなので買ってみた。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は外資系の会社員。優秀。ハーフめいた端正な顔。綺麗系。淡泊な性格。ずっと攻に片思いしていた。男の経験は過去に2度ほど。くっきりとした切れ長の目。鼻梁は細く高く神経質気味にも見える。整いすぎた容姿。近寄りがたい雰囲気。孤立しがち。攻とは大学時代フットサルチームで出会った。
攻は大手フィルムメーカーのプラント設計をしている。受の大学時代からの親友。実家は関西の建具屋。兄と姉がいる。ひときわ長身でがっしりした体格。愛想が良く面倒見が良い。爽やかな笑顔。気軽。中心的存在。
ずっと攻に片思いしていた受が、転勤することになり思いあまって攻を誘い出し別荘に軟禁し上に乗っかってHをしようとする話。最初は攻も拒絶するが受の必死さにほだされてくっつく。
書き下ろしは、くっついた後攻視点で攻の元カノが出てくる話と、攻の実家に二人で行き付き合っている宣言する話。
初っぱな監禁した意識のない攻の上に乗っかって頑張っている受が印象的。よく入ったなと思った。
この作家さんの作品は、何というのか、銀座一等地にあるイタリア料理店で出されるイタリアから取り寄せたトマトを使ったなんたらみたいな料理から、東京下町の定食屋で出されるトマトケチャップのナポリタンまで幅があるが(不味いか美味しいかではなく、ドメスティック臭というか作品のシャープさの幅)、今回は浜松町のビルに入っているスパゲティ屋のトマトソース味のような作品だった。この例えは分かりにくいと自覚しているけど感じたまま。
設定や話は好きだしキャラも好感もてるんだけど、何故かほんのりとドメスティック臭がする。
話はびしっと線が通っているのではなく、どこか惑っている感じ。後書きを読むと、作家さんが書きにくそうだったみたいだけど、個人的には露悪的なビッチ受より一途なこっちの受の方が好み。
Hは最初受の強○始まりなので多め。受が攻を軟禁したり、強○したり、催淫剤を使うのは珍しいかも。
次も設定次第。
社会人物。リーマン。大学時代からの親友カプ。27歳同士。受の監禁。実家に戻ると攻は関西弁。
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2009年04月21日(火)
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