眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・有明月に、おねがい。:真崎ひかる/メランコリック・リビドー:砂原糖子

ボーイズ小説・有明月に、おねがい。(ルチル文庫)真崎ひかる

スピンオフ脇カプ。医者の攻の元に姉の息子・甥の受がやって来て一緒に住む事になったが…。
前回買ったので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。可もなく寄り。
受は攻の甥。母親に連れられリヒテンシュタインで住んでいた。2年前に母親は死亡。母親の恋人の男といた。天然ぼけ。母親似の整った顔。高校卒業の資格を持つ。
攻は街の医院の医者。姉が一人いた。両親が亡くなり病院を切り盛りしている。家事が得意。大きな力強い手。受と血は繋がっていない。ぞんざい。ぶっきらぼう。キリっとした端正な顔。黒い髪黒い瞳。優しい。
医者の攻の所に7年ぶりに甥の受がやって来て動同居する。受には秘密があって…みたいな流れ。
前回のカプは受が大学生になっていた。相変わらずな関係みたい。元気そうで何より。
受の天然ぼけぶりと攻の世話焼き具合は可愛かったし何か引っかかった所が有るわけではないのだけど、全体的に物足りないのでこの感想。
受と攻がベッドから空を見上げるシーンが好き。私も家にあんな仕掛けが欲しい。
受は女装しているが絵のモデルとしてでありH関係ではない。
Hは最後に。元家族なので攻がなかなか先に進まず受が積極的になるパターン。前カプの密かな鬼畜攻のHをじっくり見てみたいのだけど、この作家さんも作風が健全というか明るいのでぷちえすえむをしていてもエロさはあまり感じない気がする。
スピンオフ。7年ぶりの再会。同居。医者33歳×青年17歳。年上攻。16歳差。ほのぼの。受の女装。



ボーイズ小説・メランコリック・リビドー(ルチル文庫)砂原糖子

大学生の受は、亡くなった兄の恋人でカメラマン攻の元に押しかけて何かと面倒をみている。攻にずっと片思いしているが子供は嫌いだと相手にしてくれず…。
「セクスアリス」に出てきたカメラマンのスピンオフ。前の巻が良かったので買ってみた。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は大学2年生。理系学部。ひょろと痩せた体。しゃれっ気の無い服装。母親似の小作りな顔。童顔。黙っているとむすっとしていると思われる。意地っ張り。容姿も頭も良い兄がいた。
攻は売れっ子カメラマン。ファッション誌や企業広告メイン。お洒落な高層マンションに一人暮らし。男女ともにもてて節操がない。バイ。背が高くハンサムで人当たりが良いかと思えば皮肉屋。
完璧だった兄の恋人を好きになり、平凡な自分を省みてどうせ僕なんてを盛大に楽しめるかと思ったのだけど、あるにはあったが途中で、攻が亡くなった受兄との事を乗り越えるエピソードがあったため、どうせ僕なんてのうじうじぶりが一緒に霧散したというか昇華されてしまったというか。
このまま別れてもOKみたいな変に清々しい気分になってしまった。これはこれで良いと思うのだけど、どうせ僕なんてに感じていた萌えも一緒に霧散してしまった。
個人的に前にも書いたと思うけど、男女ものなら女が、ボーイズなら受が、普段ぶいぶい言わせている恋人に腹を貸して泣かせるエピソードが好きなので、これに入っていたのが良かった。でもこのエピソードはエロスではなくアガペー部分が反応するのでエロスが無くなる諸刃の刃。
「セクスアリス」の受も出てくる。この受がカメラマンの所に転がり込んでいた時期と被っている。攻の家にいるところを受が見てしまい落ち込んだりもする。
受が撮って欲しいと言ってた写真が、ハメ撮りだと勘違いしていた攻に笑える。
二人は小学生と高校生の時に出会った。兄の存在が大きいのでマジで兄が生き返ったら攻は兄を取りそうだと思わないでもない。そこら辺で受が可哀相かな。
Hはそれなり。受は仮性○茎でそれに対するコンプレックスを見せる部分や攻がからかうエピソードもあり、マニアな人にはたまらないシチュエーションかもしれない。ところてん。
脇カプ。スピンオフ。カメラマン29歳×大学生20歳。年上攻。9歳差。仮○包茎。

2009年04月18日(土)
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