眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 漫画・この欲望的な手の早さ:ミズノ内木/ささ夜の恋:吉野ルカ/家賃半分の居場所です。:麻生海

ビーボーイ5月号を買ってみた。
高永さんはサイレントの脇カプ。ツンデレが弱っている。ワタナベさんはファンタジー短編。何か絵柄が変わったような。川唯さんは蔵元の続き。ほのぼのしていて良い。本になったら買いたい。小鳩さんは初めて見る名前だけど絵柄を見て別の作家さんかと思っていた。
夏目さんは僻地の医者の連載。テンポが悪いというか何か楽しめない。攻候補に好感が持てないからかな。ヨネダさんはヤクザ物というか黒社会物。のっかる受が良い味出している。続きが出るなら読んでみたい。楢崎さんは大学生物の後編。田舎者の受候補を好きになった理由が今一つぴんと来ないけど、これだけでは物足りないので続きを読みたい。
遙々さんは近未来の寓話。相変わらず指先に乗った僅かな砂糖を舐めて甘さを実感するような設定だけど、二人が生きてさえいればいいやと思ってしまった。ただ受が体を売った(?)相手の事を覚えている理屈がよく分からなかった。この設定は読んだ記憶があるんだけど元は同人ネタだっけ?
次号は麻生さんと川唯さんと石原さんとサガミさんと高峰さんを楽しみに買ってみる。


ボーイズ漫画・この欲望的な手の早さ(アクアコミック)ミズノ内木

短編集。雑誌掲載4本と描き下ろしは読み切りと番外は合わせて50Pほど。
アスカの単行本の感想を書いた時に、初単行本とどうどうと書いていたが、こっちの方が先に出ていたと後で気付きついでに買ってみた。可もなく不可もなくプラス3。
1つ目。ケーキ屋でバイトしている専門生の受は、パティシエの攻に気に入られていて…。パティシエ×バイト生。Hはしていないがパティシエに押されているのでこのカプかと。
2つ目。テレビのディレクターである攻の尊敬している謎の放送作家は20前の青年で…。将来有望なディレクター×覆面放送作家。お互いの作品に惹かれていたというオチ。流石に19歳が5年前から放送作家をして有名な賞を取るとか、硬派番組を手がけて正体が分からないというのは無理があると思ってしまう。受の作品が若さと才能に溢れる内容とかならまだ納得できるんだけど。
3つ目。受験を控えた高三のゴルフ部員である受は、1年先輩でゴルフの才能はあるがバカでダブった攻の受験の面倒をみることになり…。同じ部の先輩×後輩。ガタイが良く真面目な短髪受と軟派な遊び人風の攻だった。外見だけでは逆だと思った。
4つ目。戦前華族物。家令の攻は跡取り息子の受に片思いしており…。執事×坊ちゃん。Hはしていないが多分このカプ。攻の一人Hがあった。
描き下ろし読み切り。格闘技バカの高校生攻が骨折し、息抜きにとエロDVDを持ってきた受はその場のノリで相互自慰をするようになり…。同級生カプ。
アスカの時と雰囲気というか漫画の間が違っている気がする。だからバジル作品などは読んでいたはずなのに思い出せなかったのかも。と言い訳を書きつつ、アスカのノリの方が好みかな。好みの方向に変化してくれて良かった。
Hはそれなり。
短編集。学園物。華族物。ゴルフ部。パティシエ。ほのぼの。



ボーイズ漫画・ささ夜の恋(ダイアモンドコミックス)吉野ルカ

短編集。雑誌掲載7本と描き下ろしは後書きとおまけ2Pほど。
好きな作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可も無くと悪くないの間。可もなく寄り。
陰間ネタは4本。みんな陰間が受で、一人は商人の攻に身請けされ一緒に店で働き、もう一人は客に着物を貢がせでも攻から貰った着物だけは売れませんでしたという話で、もう一人は攻といい仲になったが信じ切れず自ら命を絶ち、もう一人は役者だが演技に色気を出すため色子修業として客を取る内に攻を好きになって色気も出てきたという話。
残り3本は現代物。
・合気道道場に通わされる羽目になった攻は、そこで型を教えている12歳年上の美人受を好きになるが…。はとこ同士。受に切れない男がいる。道場でHしていた。
・会社員の受は憧れの先輩と夏休みダイビングに行く事になったが…。同じ会社の先輩×後輩。海の中でHしていた。
・高校生の眼鏡攻は親友の受に「恋人が出来るまで絶交する」と宣言され…。同じ高校の親友同士。個人の部屋でHしていた。
山田ユギが巻末にイラスト付きのコメントを寄せている。
絵柄と雰囲気はいつも通り好きなんだけど、男娼物は今一つ萌えから遠いので(絶対萌えないわけではない)ぴんと来なかったのでこの感想。全部現代ネタなら可もなく寄りは取れていた。
Hはこの作家さんの標準。
短編集。遊郭物。陰間。学園物。リーマン。夏のリゾート。眼鏡攻。アンハッピー。



ボーイズ漫画・家賃半分の居場所です。(花音コミック)麻生海

短編集。雑誌掲載3本と描き下ろしは3Pほど。好きな作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可も無くと悪くないの間。可もなく寄り。
1つ目。コンビニでバイトする大学生の受は、同棲中で付き合っているはずの先輩に何度も浮気され同じコンビニで働く攻の家に転がり込んだが…。大学生カプ。攻は堅実で倹約家。感情が顔に出ず黙って見守るタイプで頼りになる。受はふわふわした外見で天然流されやすい性格。同居から同棲に変わっていく過程でのメインカプの様子が可愛い。ここでは受の元彼が浮気している。
2つ目。会社員の受は、元恋人を誘って現在言いよってくる年下の攻の事を相談する。新しい関係になかなか踏み切れず…。受姉の結婚相手の連れ子で大学生×会社員。ここでは受の元彼が浮気している。
3つ目。同棲しているカプの痴話げんかな話。失業中駄目男28歳×24歳。攻は浮気癖があり貯金も生活力も無い駄目人間だが、受も過去はセフレや金ズルを持っていたので有る意味似たものカプというか。一見コミカルに描かれているが、吸い取る側がくっついても生活していくのに大変そうという印象しか無かった。受は攻の浮気相手に階段から突き落とされている。5回ぐらい背中から刺されないと目が覚めないんじゃないかと思った攻は久しぶりだった。
今回のテーマはキャラの浮気だったのかと思うぐらいどの話も浮気しているキャラがいた。これがなければ、可もなく寄りは取れていたと思う。
現代の平凡な恋人同士で不倫・浮気はやはり駄目だ。微妙な気持ちになってしまう。特にこの作家さんは基本ほのぼのなテイストなので生々しくなるというか。1つ目2つ目はメインがやっていないのでマシだったけど、3つ目はもう。
Hはこの作家さんの標準。相互自慰。
短編集。攻の浮気。無職駄目人間。コンビニ店員。大学生カプ。ほのぼの。

2009年04月10日(金)
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