眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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小説・陰猫:水原とほる/ラブ・トライアングル:名倉和希
ひらひらひゅ〜ん2・西炯子を買った。
田舎の高校弓道部のこもごも。今回は地方まわりの旅芸人一座がやって来て、そこの長男が高校に転入してくる話。恋愛感情以外の青春みたいなゆるい話が好き。道のつく武術で静止している絵が映えるものは弓道が一番だと思う。
ボーイズ小説・陰猫(ガッシュ文庫)水原とほる
会社員の受は婚約者の女性が失踪したため、その弟である攻を訪ねる。ヤクザの下請けのような仕事をしている攻に一緒に探してくれないかと頼み…。
気になる作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は会社の総務部。地味で堅実。奥手。優しい。顔は整っている。恋愛経験は乏しい。落ち着いている。お人好し。
攻は横浜でヤクザの下請けのような仕事を取り仕切っている。両親を早くに亡くし姉が一人。凛々しい眉。切れ長の目。きれいに鼻筋が通っている。どこか日本人離れした陰影。やや厚めの唇。官能的な雰囲気。美貌。威圧感がある。頭の回転は速い。ゲイ。
婚約者を捜す内にその弟である攻を好きになる話。
最近この作家さんの作品は買っているけどヤクザや暴力の匂いが強くて積んでいる事が多い。これはヤクザは出てくるがそっちがメインではないので読んでみた。
真面目で平凡なリーマン・受が粗暴な攻におっかなびっくりしつつその影を大らかに受け止めていく様子がじわじわと良かった。暴力の世界に慣れていないが、いざという時には引かない強さがある。
受への当て馬もいい男だった。攻は今回暴力は殆どふるっていないが、姉への行動などからDVの素養はあるっぽい。
婚約者が失踪した理由は分かるような分からんような。タイトルの猫の意味はしみじみした。
Hはそれなり。攻が受を押し倒し受の同僚に携帯で聴かせながらHするシーンが良かった。
次も設定次第。
チンピラ26歳×会社員32歳。6歳差。年下攻。闇社会。電話H。
ボーイズ小説・ラブ・トライアングル(リンクスノベル)名倉和希
商店街の小さな理容店を営む受は、従兄弟のヤクザに強請られ大金を用意しなくてはならなくなるが、近所の何でも屋である攻1とその息子攻2に助けられ…。
さんぴーなので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は理容師。有名店で勤めていたが苛めで辞める。叔父の小さな理容店を継ぐ。小さな顔。優しげな目鼻立ち。奥手。真面目。天然。
攻1は何でも屋。息子が一人。元伝説のホスト。無精髭。不真面目。男の成熟した色気と倦怠感。長い前髪。驚くほど足が長い。はっと目を奪われるほど印象に残る容貌。退廃的な色気が漂う垂れ気味の目尻。男らしいきりっとした濃い眉。高い鼻梁。ベース型の少しエラがはった顔。口ひげと顎髭。無愛想で野卑な印象だが話してみると博識で紳士的。特別美形という訳ではない。バイ。
攻2は高校生。顔は父親にそっくり。受が初恋。明るく元気。ちょっと強引。やりたい盛り。
叔父夫婦に安く譲って貰った理容店に叔父の息子であり従兄弟のヤクザが押しかけ安く買った分の差額を払えと強請り攻二人が助ける話。
ヤクザはちょろっと出てくるが殺伐とした雰囲気ではなく攻二人が受を取り合うコメディタッチの話だった。
受の元上司は親切かと思ったが違うパターンだった。
後書きを読むと最後は父親とくっつく予定だったけど、担当さんに言われてサンピーエンドになったらしい。
事件が解決するまで受の意識は父親の方に向いているように見えたので、解決した後どっちを選ぶかみたいな話になった時、迷っている姿はちょっと唐突というか、息子にもそこまで情が移っていたの? と思ってしまった。
でも最後はさんぴーえんど。性知識が乏しく淡泊で奥手だが実は敏感で感じやすい、受の枕詞のような体を攻二人に開発されていた。
Hは最後にまとめて。二人にやられている。
次も設定次第。
さんぴー物。トラブル。ヤクザ。攻2人(何でも屋40歳、高校生17歳)×理髪師29歳。コメディ風。無精髭攻。親子丼。
どっちもヤクザが絡んでくるが殆どその色はない。
さんぴーもの第三弾。良いサンピー週間でした。
2008年12月04日(木)
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