眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 漫画・夢中ノ人:田中鈴木/小説・不浄の回廊:夜光花

ドラマCD「こどもの瞳」を聴いた。
声のイメージは範疇内。受の子供はちょっと違和感があったかな。攻が子供の口調で話しているので、同じ大人声が子供役をしていると差を感じにくいというか。リアル子供役は女性の声優さんでも良かった。
大人の子供口調は文章で読むよりダイレクトでぞわぞわした(悪い意味でなく)。最初は異様に感じるんだけど段々可愛くなってくるのが不思議。最後は良かったねと聞き終えられた。
おまけのSSが欲しかった。予約特典のフリートークは18分半ほど。
メイン二人の和気藹々とした話。つまらなく無かったが面白くも無かったし退屈でも無かった。



ボーイズ漫画・夢中ノ人(ルチルコミック)田中鈴木

サラリーマンの主人公は、夢の中でどこかのお姫様の部下になっている。城の近所に住む姫の仇敵に嫌がらせをしにいかされた時に仇敵の部下役をしている高校生に心惹かれ…。
雑誌掲載のみ。描き下ろしはあとがきくらい。気になる作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなくプラス2。
主人公はリーマン。覚めた性格。喫煙者。黒髪。
相手は高校生。真っ直ぐな性格。明るい。白髪。
他人の夢の中に強制的に連れて行かれ姫の部下として働かされる。嫌がらせの内容は、仇敵の干している洗濯物を汚したり、城の冷蔵庫の中のプリンを食い尽くすなど些細な物。
ボーイズというよりニアボーイズのコメディとして楽しんだ。この作家さんなので最後までHしないかもしれない。ぱっちもんロープレ世界にはまりこんだリーマンのやる気のない突っ込みに笑った。
もちろんHは無し。
続刊も買ってみる。
夢の中。パラレル。リーマン、高校生。リアル世界と繋がっている。コメディ。


ボーイズ小説・不浄の回廊(キャラ文庫)夜光花

霊能力を持つ受は中学時代の同級生攻に黒い影がつきまとっているのを目にして気になってしまう。数年後アパートの隣同士の部屋になり攻の黒い影を払おうと決めるが…。
好きな作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は霊能者。元僧侶の父親の拝み屋を手伝っている。純粋。負の感情を受け流せるほどすれていない。母親似の容姿。平凡な顔立ち。小柄で貧弱。頭の出来は中の下ぐらい。いつも笑って親しみやすい。家事は一通り出来て料理は得意。不器用。
攻は塾講師。男が早死にの家系。人を寄せ付けない。心霊を信じない。色気のある男前。背が高くスタイルも良い。厚い胸板。パーマをかけた髪はモデルのように垢抜けている。切れ長の鋭い目。ぞんざい。
中学の時に黒い影を張り付かせた攻を見かけ気になった末に好きになった受は、霊が見える力に悩まされ中学の最後から外に出られず引きこもりのまま数年修業し父の家業を手伝う。外の世界に揉まれてこいと父親に命令されアパートを借りてバイトをしつつ一人暮らしをはじめた受は攻と再会し攻の影が未だいると分かり払おうと必死になるが…という流れ。
後書きを読むと受が攻を好き好きいうのがマイブームだそうで、そういう話を目指したらしい。実際受は攻を意識して攻のために頑張っているが、この作家さんがよく書く天然ボケ気味の人の良い前向き受とツンデレな攻だった。
開けっぴろげで天然な受が可愛かった。父親にもあっさり攻が好きだとカミングアウトしている。
霊関係の解決法があっけなさ過ぎてギャグっぽく感じた。霊関係は腰をすえて書かないと胡散臭くなるような。
ストーカー女に対する攻の行動が逆切れされないかとはらはらした。
くっつけば割れ鍋に綴じ蓋なカプになりそう。
Hは多い目? 何も知らない受だが好きな攻とのHなので積極的で楽しんでいた。
次も買う予定。
再会物。心霊物。中学時代の同級生。24歳同士。猫。

2008年11月26日(水)
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