眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・ようこそ。:谷崎泉/愛されたがりの恋:今泉まさ子

コミックアクア12月号を買ってみた。
水名瀬さんは新連載。猫被った二重人格受になるのかな。続きが楽しみ。新也さんは酷い静電気体質の攻と後輩のカプ。ギャグテイストで笑った。静電気が何かのプレイみたい。
池さんは初登場らしい。就職難で地獄の鬼になった主人公が斬新というか。恋愛話ではまったく無かったが、カプになるとしたら閻魔×無職の青年? 地獄の光景が凄かった。まさかBLで人間の肉を割いて骨がばりばりと見えている絵を見るとは。
稲荷屋さんは薔薇の過去話。ようやく攻が受を監視していた理由が分かった。野良猫受が可愛い。続きが楽しみ。
次号は稲荷屋さんと水名瀬さんと大峰さんを楽しみに買ってみる。



ボーイズ小説・ようこそ。(ガッシュ文庫)谷崎泉

ハウスメーカーに勤める受は、ふとした切っ掛けで元モデルの攻と知り合い世話をするうちに…。
設定に惹かれて買ってみた。可もなく不可も無くと悪くないの間。可もなく寄り。
受は会社員。ハイスメーカーのリフォーム部門勤務。40歳。家事は一通り出来る。高身長、高学歴、高収入の三高。気の強い母親に弱い。建築士の資格を持つ。ハンサム。格好良い。
攻は元モデルのフリーター。ステラという名前。優しい人がタイプ。背が高くすらりと痩せている。しなやかな筋肉。睫毛が長く瞳もきらきらしている。凛々しい眉毛。通った鼻筋。小さな顔にバランスよく収まった容貌。華やかで整った顔立ち。片付けが苦手。汚部屋。料理は得意。
40歳の受という煽りだけで大変期待して買った。のだが、予想していたのとは若干違う。
40歳以上のメインキャラはボーイズではまだ珍しく、且つそれが受となると1/200作品ぐらいの確率(勝手に予想)になると思うのであるだけで貴重。
その貴重な40歳以上の受は、何か問題があったり非常に奥手で他人と付き合ったことが無い事が多いのだが、この受は特に付き合いたいと思ったことがないので結婚していないだけ。
なので、攻と友人関係を続ける内に相手が気になっても、他ではよく見かける「こんな年上だからどうしよう」とか「顔が悪いから」「収入が少ないから」「体力が無いから」みたいな悩みはない。元々攻は年上の小太りで髭で禿なオヤジと付き合っていたので、前の恋人と比べての劣等感もない。
なので、恋愛自体は葛藤もあまりなく、攻の元恋人はインパクトがあったがコメディの雰囲気を上げているだけにも見える。
面白く無いわけではないが、思っていたより普通の恋愛物っぽく40受の旨みはあまり感じられなかったのでこの感想。
Hは少ない目。
次も設定次第。
年の差。オヤジ受。元モデル30手前×会社員40歳。コメディタッチ。年下攻。



ボーイズ小説・愛されたがりの恋(アルルノベル)今泉まさ子

大手商社のバイヤーである受は、左遷から本社に戻り立場を回復するために目を付けていたデザイナーの攻と専売契約を結ぼうとするが、攻は昔受がふった恋人で…。
気になる作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は大手商社勤務。やり手のバイヤー。大御所にセクハラされ怒らせて左遷されていた。遊び慣れている。小綺麗な顔。ゲイ。プライドが高い。ツンデレ。男子校の高嶺の花。
攻は新進気鋭のデザイナー。才能がある。人体工学の勉強をしていた。仕事をしている女性にうけるデザイン。経理はどんぶり勘定。強引。家事は一通り出来る。直球。ワイルド系の自信家。
バイヤーの受は、左遷先から戻り挽回するため攻のブランドに買い付けに行き、服を売る代わりに付き合えと脅され渋々Hするが、攻は受の部屋にやって来て成り行きで同棲する内に…みたいな流れ。
高校時代も受は本気になるのが怖かったから別れたそうなので、攻は元々好きなタイプ。
こういうちょっと出来るけど平凡なサラリーマンが恋人と関わりながら仕事上のトラブルを解決して一歩進むみたいなリーマン物が好きなので、その点では楽しめた。ちょっとドメスティックな作風もまったり読めて良い。
Hシーンをもう少し削って二人のやりとりが読んでみたかった。
最後のクライマックスで攻父は出てこなくても良いような。攻の力で受を助けたのねと思いかけていたのに、この立場の父親が出てくると、別の権力が影で動いたのではないかと邪推してしまう。
付き合ってしまうと受の尻に敷かれているバカップルだった。
またこんな話が読んでみたい。
Hは多い目。受がいけいけなので積極的。
次も地雷で無い限り買ってみる。
社会人物。リーマン物。デザイナー27歳×商社マン28歳。1歳差。元恋人との10年ぶりの再会。元鞘。年下攻。

2008年10月29日(水)
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