眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・あなたの傍で夢をみる:坂井朱生/純情コンプレックス:宇宮有芽

ボーイズ小説・あなたの傍で夢をみる(ダリア文庫)坂井朱生

卒業間近、脚本家志望の受は憧れのシナリオライターである攻の事務所で雇われることになり…。
設定が気になったので買ってみた。可もなく不可もなくプラス2。
受は駆け出しシナリオライター。5人兄弟の末っ子。痩せた顔。大きな瞳。可愛い系。機転が利く方ではない。やや後ろ向き。
攻は売れっ子シナリオライター。最近では脚本を書かず小説やエッセイなども手がけている。圧倒するような長身。長い手足。広い肩幅。端正で男らしい容貌。意志の強そうなきりっとした眉や目元。通った高い鼻梁。実年齢より若く見えるが落ち着き払った態度。
商業誌未発表とあったので同人からの加筆修正かも。憧れの脚本家の所に雇われて一緒にいる内に…みたいなオーソドックスな流れ。
いくつかこの作家さんを読んでいるが、今回のような勝ち気で可愛い受と強引で甘えさせてくれる大人な攻のカプを一番多く読んでいる気がする。
オーソドックスな流れは構わないのだけど。
最初受は上手くいかず脚本家にならず普通に就職しようと凹んでいたのに、攻に拾われ3年経つと、攻に口答えしつつ減らず口をたたく。職場で時間がある時は勉強のためビデオや作品は見放題なのだが、良いのかなと自問自答しつつ床に寝転がってだらだらと観ている姿が、まったく殊勝に見えない。自分を卑下して後ろ向きな割に、少しずうずうしく見える。
攻との関係が学生時代からの知り合いとかで気の置けない関係なら、或いはちゃっかりしている設定なら気にならなかったと思うが、あんだけ憧れていたのにいくら攻が気にしない性格だとしても20代半ばの言動としてちょっとどうかと思ってしまった。
Hは最後に。少ない目。
次も設定次第。
社会人物。師弟物? 人気脚本家37歳ぐらい×駆け出し脚本家24歳ぐらい。



ボーイズ小説・純情コンプレックス(プラチナ文庫)宇宮有芽

会社員の受は双子の兄の親友であるカメラマンの攻に頼まれ、攻の引き取ったネコの世話を攻の留守の間する事になったが…。
設定が気になったので買ってみた。可もなく不可も無くと悪くないの間。可もなく寄り。
受は旅行会社の新入社員。一卵性双子の兄が一人。両親は一度離婚し再婚した。兄と反対の性格。明るく外で遊ぶタイプ。粗忽な所もある。接客は肌に合う。天然パーマな髪質。真っ直ぐな性格。兄にコンプレックスを持っている。
攻はカメラマン。アメリカで働いていたが日本に戻り亡くなった祖母のマンションでネコと一緒に住む事になる。180センチ越え。引き締まった体躯。精悍。男らしい。大人の風格。切れ長の目元。日本人離れした雰囲気。
5,6年ぶりに再会した何度か言葉を交わしただけの相手にネコの世話を頼むかと思ったが、同居辺りはすんなりと読めた。
一卵性双子ものによくある、攻は本当は双子の片割れが好きで、仕方なく受で間に合わせているんだ。みたいな身代わり展開がなかなか出なかったので、珍しいと思っていたら最後の最後でちょこっと出てすぐカタがついた。やっぱり珍しい方なのか。
ここでこれを持ってきてくれた方がもっと自分の中で盛り上げれるのに。というタイミングがいつも少しずれている気がする。
大きなトラウマや事件は無く日々の生活がメイン。
「不器用な恋」に出てくるカプは受側の友達だった。
Hはそれなり。受の一人H有り。
社会人物。カメラマン×会社員22、23歳。同じ年カプ。ネコ。

2008年09月10日(水)
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