眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 漫画・若旦那にご用心:千葉リョウコ/小説・堕ちる花:夜光花

ボーイズ漫画・若旦那にご用心(宙出版)千葉リョウコ

短編集。雑誌掲載3本と表題の連作は単行本半分くらいの描き下ろし。何となく買ってみた。可もなく不可もなくプラス2。
表題受は作家志望のフリーライター。白髪。真面目。書くのが好き。
表題攻は旅館の若旦那。姉が一人。強引。旅館と地元の温泉街に愛着を持ち色々考えている。
フリーライターの受は、取材してきたら雑誌に載せてやると言われ、とある温泉地の旅館に泊まりに来る。そこで若旦那の攻と知り合い、一ヶ月旅館を手伝えたら取材に応じると言われ…という流れ。
1話目で知り合い一ヶ月働く内に受もその温泉が好きになりくっつく。2話目は遠恋の状態でお互いの家に行き来する話。受は攻の近くに引っ越してくる。
攻家族や友達に付き合っているのがすっかりばれていた。
一ヶ月働いてもらい体でも奉仕して貰うぜ。と始まった関係だが、殺伐はしていない。何かアットホーム。
読み切りは、1つ目:会社員の受が通りすがりの青年・攻に誘われ攻の部屋に行き監禁されH三昧な話。監禁物なのにワンコ攻なので情けない臭が漂っている強引な攻だった。
2つ目:デザイナーの受は、新しい大口取引先の担当者で高校時代の友達だった攻と再会し…。攻は受が好きで仕事が欲しければHしろという流れ。これもあまりせっぱ詰まった感じはしない。
3つ目:大学助教授の攻は、生徒で恩師の息子である受に迫られており…。受が押して押しまくる話。
絵や雰囲気は好きなのだが、もう一つ、二つ何か欲しいと思うものばかりだったのでこの感想。
Hはこの作家さん比で標準。全体では拉致監禁しているにもかかわらずあっさりしている方。
次も設定次第。
短編集。若旦那24歳×フリーライター26歳。温泉街。助教授×大学生。青年×会社員。年下攻。高校時代の同級生。



ボーイズ小説・堕ちる花(シャイノベル)夜光花

専門学生の受は東京で人気俳優の兄・攻と二人で暮らしている。受の元に実家のある田舎の幼馴染みから葉書が届き…。
気になる作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受はデザインの専門学生。後妻の子。異母兄が一人。実家は四国の田舎。高校から東京に出て兄と同居。色が白く顔も小作り。少年ぽい面影を残す。人形のように綺麗な顔だが地味。目立たないようにしている。押しが弱い。構われやすい。
攻は人気俳優。実母は自殺。受を大切にしている。過保護。独特の雰囲気。大人びてどこか影がある。彫りの深い目立つ容姿。背が高くスタイルもよく低く通りの良い声は耳に心地よい。黙って立っていても目が吸い寄せられる華がある。
13年前田舎の沼で受の幼馴染みの子供が神隠しに遭う。同じ頃精神が病んでいたというもう一人の幼馴染みから謎の葉書が来て…というミステリータッチの話だった。
村の謎を解きつつ、兄との関係も変わっていく流れ。
兄はぶいぶい言わせているようで肝心な所でヘタレている気がする。
謎解きの部分はそこそこ収まっている。ラブの方は攻は悩んでいるが受は驚きつつも割とあっさり受け入れていた。いざという時は受の方が腹が据わっている気がする。とはいえ普段強気でスマートな攻が精神的には受に寄りかかり執着しているカプが好きなので、このカプも美味しく頂いた。
後1冊ぐらい続くらしい。どんな続編になるのか気になる。薬物を作り売っていた先はただのヤクザなのかそれともどこかの闇の機関なのか。あまり大きく書かれると胡散臭くなるかもしれない。
それにしてもこの作家さんのミステリー物は、他のヤオイヤクザ作品より人が死んでいる気がする。
Hは3回ほど。場所と体位を変えて頑張っていた。兄は乳首が好きらしい。
次も地雷で無い限り買ってみる。
ミステリー物。近○そー姦。兄26歳×弟20歳。6歳差。人気俳優×専門学生。殺人。


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2008年09月09日(火)
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