眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・罪に眠る恋:李丘那岐

ボーイズ小説・罪に眠る恋(リブレノベル)李丘那岐

警察官の受は高校時代の剣道のライバルで片思いしていた刑事の攻と再会する。殺人事件の応援で攻と組むことになったが…。
気になる作家さんの新刊なので買ってみた。悪くないに2歩足りない。
受は警察官。交番勤務。父親を早くに亡くし母子家庭だったが母親も病で死亡。3年ほど教師をして警察官になる。童顔。遠目には凛々しい美少女剣士。高校時代は全国二位だった。無愛想。ゲイ。165センチと小柄。白い肌。強い目の光。引き結ばれた唇。明るく面倒見が良く人が周りに集まるタイプ。
攻は凄腕の刑事。実家は道場。高校時代に剣道日本一になる。曇りのない進路。優秀な成績。恋愛に興味がない。180センチ以上。沈着冷静。威風堂々。泰然自若。強い眼光。硬そうな黒髪。精悍。硬派でワイルド。
最近前向きで面倒見の良い鉄火肌の受と影を背負う執着攻なパターンが多かったが、今回のカプは、本来は明るく人好きするが大学時代強○されそうになり心に傷を負った受と文武両道で一点の曇りも無い道を歩いている優秀な攻のカプ。
清々しい雰囲気はいつも通りで、この作家さんの個性が出つつ作品もリブ仕様になっていた。新しい所で書くと毎回初めはちょっとぐだぐだする事が多かったので、今回もリブの鋳型に合わずに多少ぐだぐだするかもしれないと恐れていたが、思っていたより話に引き込まれ萌えて楽しめた。
受は大学時代強○されそうになりかなりトラウマになっている。
ちゃんと受のどうせぼくなんても入っていて、攻もくっついた後は受を大切にしてくれそうで読後感も満足。この作風はやっぱり好きだ。
唯一犯人役が可哀相だった。犯人をいい人(?)に書くほど、そのいい人が何故犯罪を起こすことになったかという原因が酷くなるので、そこら辺は気の毒。
ボーイズに出てくる事件物だけでなくこういうパターンは、脇がまず殺され最後に諸悪の根源が殺される前に犯人は取り押さえられるパターンが多いので、いつもまず根源をやっておけよと思ってしまうのだが、それではお話が盛り上がらないんだろうね。
これからもお幸せに。出来ればその後の話がもっと読みたい。
Hは最後に1度。
次も期待している。
社会人物。警察物。事件物。刑事28歳×警察官28歳。高校時代のライバル。受に当て馬。殺人事件。

今でているビブの雑誌に番外編が載っている。攻視点で受とのやりとりを書かれている。攻の気持ちが分かって楽しめた。

2008年07月17日(木)
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