眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・タイミング:新堂奈槻

ボーイズ小説・タイミング(ディプラ文庫)新堂奈槻

何事にも覚めている受は高校に入学し先輩の攻が好きだと自覚する。しかしなかなか言えないまま卒業し数年友人関係を続けていたが…。
雑誌掲載とその後の番外。学園物だと思って買ってみた。買った後でスピンオフなのを思い出した。可もなく不可もなくと悪くないの間。
受は高校生。母親似の繊細な顔立ち。大抵の人から好かれる容姿。小器用。努力と無縁。無気力。覇気がない。熱しにくく冷めやすい。
攻は受の先輩。見栄えがする。雰囲気に華がある。真面目。包容力がある。整い過ぎてやや怖い顔立ち。人が良い。面倒見が良い。
高校で出会い大学生になった所でくっついている。受は高校の時から攻が好きだと自覚しているが、なかなかタイミングが合わず告白出来ない。つかず離れずの関係を続け受の方でトラブルがあり6年経って実る初恋。みたいな話。
受がぐるぐるする姿は可愛かった。攻が他の男と付き合って後悔するところや攻に好きだと言われても中々信じられなかったシーンが萌えた。
元は本編に出てきた当て馬救済(今回の攻)の話だった。本編カプの話は雑誌は置いているが未読の状態でこれを読み始めたけど、意味が分かりにくい事は無かった。
ただ、最初の方攻の描写はされていても何故か平坦で攻のキャラが掴みにくかったというか。正直半ばまでただ読み進めていただけで、受がトラブルに巻き込まれた辺りから3/4を過ぎて、ようやく二人共に親近感が持てて会話も笑えた。半ばまでは可もなく不可もなくだけだった。
書き下ろしは付き合って数ヶ月後。書き下ろしのタイトルが「だから漁獲高をどうこう語りたいわけではなくて!」なのはインパクトがあった。三代目魚屋みたいなタイトル。
受の飄々としつつ攻には弱い所が好き。
Hはそれなり。受の初Hは攻以外の付き合っていた男と。直接描写は殆ど無い。
取り敢えず雑誌の本編を読んでみよう。
スピンオフ。脇カプ。番外。学園物。同じ高校の先輩×後輩。

2008年05月06日(火)
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