眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・SWEETSAVAGEやさしく殺して:松岡なつき/極道はスーツに刻印する:中原一也

ボーイズ小説・SWEETSAVAGEやさしく殺して(もえぎ文庫)松岡なつき

失恋したばかりの受が酒場で出会ったのはポーカー大会に出るために余所からやってきたギャンブラーの攻で…。
以前単行本になったやつを再文庫化。その後の番外書き下ろし28P。読んだ記憶が無かったので買ってみた。可もなく不可もなくプラス1。
受はゲイむけヨットクラブ勤務。実家は地元のホテルだったがハリケーンで潰れる。太陽の光をあつめたようなブロンド。琥珀を思わせる淡いブラウンの瞳。少年のようなキュートな笑顔。ゲイ。カムアウト済み。惚れっぽいが惚れると一途。
攻はギャンブラー。家とは絶縁済み。ずば抜けて長身。澄んだ明るい青い瞳。整いすぎた端正な容貌。無造作すれすれの艶やかな黒髪。見事な肉体。鼻梁が高くノーブル。
最近ずっとFBしか読んでいなかったので、この作家さんの現代版の翻訳口調を久しぶりに読んだ気がする。
深夜に放送されている米国ドラマかアメリカ翻訳本のアメリカンの気の利いた会話みたいなノリ。
最初のシーンは失恋した受がどういう状況か説明している。惚れっぽく酷い男にあたる受は悪い性格ではないのだが、財布の中身を見せたまま治安の悪いところを敢えて歩き金を取られて不運だと嘆く人のようで、確かに盗る人間が一番悪いのだが素直に同情出来ない。
いくら一途だと説明されてもバーで出会った攻とその日の内に寝ているのは尻が軽いと思われても仕方がないような気がするのだが。
ポーカー大会の様子は丁寧に説明されていたがその場面事態はさくっと終わっていた。キャラにそこまで感情移入できず、クライマックスも盛り上がらず終わった印象。
Hはそれなり。
次も設定次第。
米国設定。キーウエストが舞台。リゾート地。ギャンブラー×青年。


ボーイズ小説・極道はスーツに刻印する(アズノベル)中原一也

続編。付き合うようになったカプ。受のテイラーの元に弟子にしてくれと青年がやって来た。真面目に学ぶ青年だがヤクザの攻は難色を示し…。
「スーツ」の続編。前回気に入ったので続編も買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。可もなくより。
キャラ設定は前巻で。
今回は受の元にやってきた青年は、攻の部下の亡くなった妹にそっくりで攻は疑うが…みたいな流れ。出来上がったカプなので関係は落ち着いている。二人が争ってもハラハラは薄い。
1巻辺りの事情が通りすがりの中国人にすっかり筒抜けていて、大丈夫か? とそっちの方を心配した。含みのある終わり方なので続編はあるかも。
脇カプとして攻の部下×攻の元セフレの話が入っていた。でも弾みでHした風なので出来上がっている訳ではない。こっちもまとめて欲しいな。
受は太ももに強制的に刺青を彫らされていた。そこら辺は隠微さを感じる。
出来上がったカプなのでHは多い。すっかり開発されている受。道具も有り。包帯で目隠しH。尿道に綿棒と道具Hもバリエーションがある。
次も設定次第。
社会人物。ヤクザ物。若頭35ぐらい×テーラー29歳。刺青。続編。道具H。包帯プレイ。尿道プレイ。カテーテル。放尿。

2008年02月04日(月)
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