眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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小説・天女の眠る庭:鳩村衣杏
アクアの稲荷屋さんの図書カードが来た。
PCに容量が無くなってきたのでハードディスクを買った。
ボーイズ小説・天女の眠る庭(リンクスノベル)鳩村衣杏
実家の医院を継いだ医者の受は、義母の頼みでお茶会に出て画家の攻と知り合う。攻はモデルをして欲しいと頼んできて…。
雑誌掲載分を大幅改稿。気になる作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。悪くない寄り。
受は医者。実家の医院で働く。ドイツで病理学を学ぶ弟が一人。父親は亡く後妻の義母と同居。人とうち解けない。端正な容姿。頑固。艶のある声。透明感のある白い肌。凛とした気品をたたえる切れ長の黒い瞳。ひんやりとした不思議な美貌。173センチぐらい。
攻は画家。日本の美大で日本画を習う。母親が日本人。父親はイギリス人の実業家。兄が二人。母親は死亡。資産家の息子。やや長めの髪は波打ち砂色。金と茶色の中間色にグレイを混ぜたような色。瞳も日が照りつけた砂漠のような色。硬質で鋭角的な雰囲気。湿り気を帯びたハスキーな声。193センチ。
雑誌掲載を大幅改稿してるので、読み始めこんな話だったかと首を傾げた。
受は出会った日に攻にモデルになって欲しいと頼まれ嫌々引き受ける。昔美術教師と付き合っていたが教師が事故で亡くなりずっと心を閉じていた。攻と関わる内に惹かれていき…みたいな流れ。
書き直し前は、受はたまたま展示会で見た絵が気に入りに攻に声をかけられモデルになる。モデルをしているうちに告白され付き合うことになったが、攻が女性と一緒にいるのを見かけ…。という流れだった。殆ど別物ように変わっている。
書き直して組み替えた単行本バージョンの方が、奥行きが出て焦点が絞れた感じはする。センシティブ度、シリアス度、切ない度もアップ。
でも雑誌の時のも嫌いではないので、切り抜きは処分せず取っておこう。
雑誌の時なら可もなく不可もなくと悪くないの間。可もなく寄りだったが、単行本では悪くない寄りになった。この作家さんのセンシティブ路線が好きなら気に入るのではないか。
受の事を天女というのは微妙に気恥ずかしい。後半に出てくる実業家も受の知り合いという設定ではなくなっていた。
嫌なキャラも出てこないし全体的にしっとりした雰囲気。桜の中で花見をするシーンが好き。
前半は受視点。後半は攻視点。ともかくうまくまとまったのでお幸せに。
Hはそれなり。変わったプレイは無し。
次も地雷で無い限り買ってみる。
社会人物。画家。絵画。画家31歳×医者29歳。受に過去の男。天女。改稿。センシティブ。
2008年02月03日(日)
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