眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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小説・華と散りぬるを:今泉まさ子
コミックアクア2月号を買った。
立野さんのバンドものは最終回。水名瀬さんは攻が海外進出するかもーという所。やっぱり当て馬の方が人間が出来ている気がする。今さんは奥さんに隠れて関係を結んでいる男の話。別居中なので眉をひそめるまでもいかないが、男の相手は誰かという謎解きみたいなもんなので、エピソードがあちこちに飛んで読みにくい。悪くはないんだけどなんだかなーと思ってしまった。
夏目さんは寮物の続き。今ひとつエピソードが薄いような。三尾さんはデビュー作らしい。歯科医と患者の高校生の話。
今号は今ひとつ。やっぱり他の雑誌では面白いと思う作家さんも、ここでは今ひとつ盛り上がっている気がしない。
次号は天禅さんとせのおさんと水名瀬さんと夏目さんと稲荷屋さんのために買ってみる。つか稲荷屋さん前号でも第三部スタートとか書いてなかったっけ?
ボーイズ小説・華と散りぬるを(アルルノベル)今泉まさ子
大学生の受は両親の敵を討つため男娼になりヤクザの若頭代行である攻を殺そうとするが返り討ちに遭い…。
気になる作家さんの新刊なので買ってみた。読んだーという感想。
受は大学生。不動産屋を営む両親は借金を苦に自殺。攻がはめたと教えられ復讐しようとする。箱入り息子。碁が得意。育ちの良さを感じる佇まい。さらさらの髪。二重のくっきりとした目元。男にしては色が白い。どちらかと言えば女顔。美貌。
攻はヤクザの若頭代行。経済ヤクザ。錬金術師というあだ名。ゲイ。二丁目の男を食い散らかしている。彫りが深く陰影が濃い。日本人離れした整い方。180を越える上背。引き締まった体躯。
受は攻が仇と教えられ復讐しようとするが、実は騙されていて…みたいな流れ。
最初受がチャカを持って乗り込んできた時に、組員の誰もが「食い散らかして恨まれたんじゃないですかー」と攻を疑っている所に笑った。
話自体はテンプレで最後はラブラブなのだが、受の辛酸をなめた数ヶ月が読んでいてつらい。
以下ネタバレなので注意。
受の両親は騙され借金を負わされ自殺。由緒ある屋敷の実家は解体され騙した相手に取り上げられる。攻が仇だと騙され銃を売ってやる代わりに体を自由にさせろとその場でヤクザ十数名に輪○。その後部屋に監禁され輪○生活。性欲処理の合間に媚薬を飲まされ無修正の裏ビデオに出演。SMクラブに連れて行かれ客の前でさんぴーショー。という3ヶ月。
やられまくっているところがしっかり書かれていたので流石にちょっとひいた。
騙して両親を追い詰めた張本人は、組を解散させられ引退しただけというのが何とも割に合わない。受がせめて一矢報いられればいいのだが、騙されたと分かって単身事務所に乗り込んで反対に麻薬を打たれそうになっているし、負け犬のままだった。
ヤクザ相手に素人がどう頑張っても仕方がないとは思うのだが、せめて取り上げられた実家だけでも取り戻すことは出来ないのか。
受もころっと騙されやすい性格なので、カモられても仕方がないというか。
さらっと風味のこの作家さんなので心のダメージがこのぐらいだが、重厚で重い文章の作家さんが同じ展開を書いたら、地雷原の中で倒れ伏したままだったと思う。
色々な受を読んできたが悲惨な人生を歩んだ受ランキングの上位に食い込めるのではないか。
受はこの後大学に戻り、囲碁のプロを目指すらしいが、顔出しの裏ビデオが出回っている状況で、大丈夫なのかと心配してしまう。
Hは多め。幸せHは一握り。受の初Hは輪○、攻との初Hは強○。
次も一応買ってみる。
ヤクザ物。復讐物。若頭代行30代頭×大学生20歳前後。囲碁。輪○。裏ビデオ。ショー。異物挿入。道具H。媚薬。
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2008年01月09日(水)
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