眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 漫画・転居しましたマリアージュ編:石田育絵/ビター×スイート:遙々アルク

ボーイズ漫画・転居しましたマリアージュ編(リブレコミック)石田育絵

完結編。飛行機の座席で出会い恋人同士になった会社員の受と別の会社社長攻。同棲している。攻の幼馴染みが受との関係を否定していて…。
雑誌掲載の連載と読み切り。番外読み切り16P。ずっと買っていたので買ってみた。可もなく不可も無くと悪くないの間。
キャラ設定は前巻で。
連載の最後の方でビブが倒産したので完結して良かった。ついでに単行本も出ると思っていなかったので、最後まで本を並べることが出来て良かった。
クライマックスのエピソードは攻の幼馴染みである男が引っかき回して終わっていた。当て馬が母国に帰る理由は当て馬の株が下がった。丸く収まっていた訳ではないので、少しもやもやしたものは残る。
出来上がった後は割とバカップル。毎回ページが短かったので、何か揉めてもあっさり解決し→Hというパターンはまとめて読むと展開が早く感じる。受の何げに冷静でへこたれないところが好きだった。この攻は一定のラインまでは甘えさせてくれるけど、自分の許容量を超せばあっさり切りそうなタイプにも見えるのね。そこら辺がちょっとドキドキしていたのだが。
ともかく終わって良かった。お疲れ様でした。お幸せに。
読み切りは破局寸前の恋人のいる受が、恋人の家の近くに住む攻に言い寄られ乗り換える話。無理に付き合っていたっぽいので収まるところに収まったという話。
Hはそれなり。
次も地雷で無い限り買ってみる。
社会人物。同棲物。社長30歳×別の会社の社員26歳。ほのぼの。シリーズ。



ボーイズ漫画・ビター×スイート(リブレコミック)遙々アルク

雑誌掲載と同人、携帯サイトからの再録、描き下ろしは25Pくらい? 雑誌で気になっていたので買ってみた。可もなく不可もなくプラス2。萌えは少ないが何となく読んでしまう。
表題は対人恐怖症で人付き合いが駄目な主人公はいつか喫茶店を持ちたいと思っている。行きつけの茶店で二枚目で明るい写真家の男と出会うが…。キス止まりなので受攻は分からないが多分カメラマン×カフェの青年。
カフェ青年は人見知りが激しく話すのも生きるのも下手。黒髪。カメラマンは会社に属してあっちこっちに出張することも多い。明るくハンサム。味覚障害。
雑誌で数Pずつの連載だったのでエピソードが細かく刻まれている。途中くっついてバカップルかになるかと思いきや離ればなれになったり、次の号では急展開があったり滑らかなに進んでいる気はしなかった。
エロ主体ではなく淡々と話が進む。J庭ではなくティアに出てそうな同人サークルのノリ。
この二人の親世代も接触があったみたい。
読み切り1つ目。掃除夫・受と大きな会社の跡取り・攻が密かに付き合っている話。受は二人の関係が長く続かないと思い憎まれ口を叩いてしまうツンデレ。
2つ目。帰国子女のエリート社員が派遣社員にひかれる話。キス止まり。派遣は眼鏡。最後攻は腹を刺されて血まみれで倒れるところで終わっている。生き残る希望を見せているようで、実は作家さんは死ぬと思っていそうだと感じた。
3つ目。腕の良いクリーニング店の青年といい男の客の話。青年は客にひかれているが告白できず静かに店をたたむ話。
描き下ろしは表題のカメラマンの若い頃の話と、カメラマンが南米で彷徨っている話。
同人とリブで載っている商業作品ぐらいしか読んだことがないが、この作家さんの作品はどこか厭世的で、幸せはあるはずがないと思っていそうだと感じる事がある。不幸話が好きというより、キャラが幸せになりそうになると、でもなー幸せなんて儚いよなーと思いながらキャラを不幸にするというか。
甘い関係になるのは後で不幸が待っている時だけというか。最後「ああ幸せになったね」と思えない読後感。どこかで疑ってしまう。すかっと爽やかで甘い話が読みたいなら止めておいた方が良いかも。
クセのある作風と話なのでそこら辺は面白い。
Hはさくっと。無い話もある。
次も設定次第。
喫茶店物。クリーニング。カメラマン×カフェ店員。厭世的。淡々。

2007年11月12日(月)
最新 目次 MAIL HOME