眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・捕獲者ロッセリーニの息子:岩本薫/密の香り:佐々木禎子

ボーイズ小説・捕獲者ロッセリーニの息子(角川書店)岩本薫

シリーズ第三弾。次男編。ホテルマンの受が勤めるホテルがイタリアのグループ企業に買収され新しいトップがやって来る。トップ・攻は10年前に受が一晩だけ寝て遊ばれた相手で…。
シリーズなので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。
受はホテルのアシスタントマネージャー。13歳で両親を亡くしホテルの先代に後見人になってもらい大学を卒業しここに勤める。先代を尊敬している。トラウマで暗闇が恐い。白皙の美青年。細面。細い鼻梁に薄い唇。オリエンタルビューティ。仕事に真摯。真面目で奥手。
攻はグループ企業のトップの次男。ホテルアパレル部門の最高責任者。有名な女優とイタリアマフィアの息子。腹違いの長男と三男がいる。洗練された美貌。流れるようなプラチナブロンド。知性的な額端正な眉。気高く貴族的な鼻梁。クールな輝きを放つアイスブルーの瞳。セレブ。
シリーズ第三弾で今回はホテルの交代劇、再建の話がメイン。マフィアやヤクザは出てこない。
次男は攻だった。美人設定だったので受かと思ったが、美人攻らしい。美人攻も好き。後書きを読むと最初は受より美人だったが結局美人×美人に落ち着いたらしい。
大きな事件は無く、ホテルの再建を絡めつつ再会した攻の事が忘れられずに悩む受の話。
マフィアが出なければマフィア設定で無くてもと思うが、3冊の中では一番好きだった。マフィアじゃないからかもしれない。
3冊通して同じ感想なんだけど、ソフトカバーの値段の割にエピソードは少ない印象。1つ1つのエピソードが長めに書かれて結果的に分厚くなっている。話は好きだけど、好きなだけにページの割に…と思ってしまう。
オーソドックスな王道物で、変わった部分はない。派手でキラキラした王道の真ん中を歩いていく。
安心して王道物が読みたいのなら楽しめると思う。
Hは普通。
次も地雷で無い限り買ってみる。
シリーズ。ホテル物。脇カプ。COO28歳×アシスタントマネージャー29歳。美人攻。年下攻。日本人受。



ボーイズ小説・密の香り(キャラ文庫)佐々木禎子

ファッションブランドの新人広報である受は、新しくブランドの香水を作る事になり調香師の攻を紹介される。攻に気に入られ同居して仕事をすることになったが…。
気になる作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。悪くない寄り。
受は一流ブランドの広報。3年目の新人。天然で茶色の髪。毛と瞳も茶色がかっている。くっきりした二重。仕事には真摯。可愛い。
攻は有名な調香師。印象的な切れ長の一重の双眸。鋭い物を内に秘め凛としている。変人。天才肌。男らしい色香。料理は得意。端正な見た目。185センチの長身。短く刈り込んだ髪。独特の清冽さ。
受は少し変わった性格の攻と同居して付き合う内に、好きになっていくが攻は遊びで自分とHしていると思い込みすれ違う話。
少し「指先の愛撫」カプに似ているかもと思った。真面目で真摯ながらどこかずれている天然ボケ受と、強引で自信家だが何か勘違いしている攻が、お互いに振り回されているすれ違いカプ。可愛いカプだった。
香水の話もなかなか面白い。
受がまっさらの新人でなく、一通りの事は一応教わった状態で、仕事に向き合った時の心理描写の微妙なさじ加減は、この作家さんならではと思う。
最後の攻が真面目に告白する所も良かった。ただ中間が少し長く感じたのでそこら辺はマイナス。
Hはそれなり。濃くはない。
次も地雷で無い限り買ってみる。
社会人物。香水。調香師29歳×新人広報25歳。

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2007年11月11日(日)
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