眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・吸血鬼と愉快な仲間たち2:木原音瀬

ボーイズ小説・吸血鬼と愉快な仲間たち2(ホーリーノベル)木原音瀬

続編。吸血鬼は、同居が落ち着き昼は同居人エンバーマーのペットとして、夜にはバイトの外国人として同居人の職場にやってくる。そんな折、吸血鬼にモデルのバイトの話が舞い込み…。
続編。いつも買っている作家さんの新刊なので買ってみた。萌えは無かったが楽しかった。笑った。
まだHはしていないが登場人物説明は前巻で。
すっかり三枚目なハンサム吸血鬼で周りに馴染んでいる。前回より楽しめたのは悲惨な状況からマシになりエンバーマーと出会い落ち着いたので、そっちに気を取られずとんちんかんなやりとりを笑うことが出来た。
新しい登場人物も好感が持て、和気藹々としている感じが微笑ましい。特に肛門科に運び込まれるエンバーマーに笑った。良い味出している。
カプになっていないが一応吸血鬼はエンバーマーが好きだと自覚して(と言っても小学生男子の好きレベルな気もするが)、告白まではいっている。くっついたとしても燃え上がる恋情というよりは、静かな情でくっつくっぽい。そういうのも好きなので期待している。
ここ最近言葉の不自由なキャラがよく出ている気がする。今回の吸血鬼、無罪世界の受、秘密の攻。牛泥棒では受が何年か話せなかったし、箱檻の攻も殆ど話さない。
子供の言葉にたまにはっとさせられる事がある。それは言葉を飾らず感情をむき出し、それがストレートに核心をつく事があるからだと思うが、木原さんの書く言葉の不自由なキャラにも似たものを感じる。
一番素朴で簡単な言葉で真摯に語られると胸を突きやすい。んで、そのキャラの状況や現状の説明には言葉を尽くす。有る意味バランスは取れているのかも。
作家さんは不自由に萌えているというよりは、余分なものを取り払いシンプルな言動するキャラに萌えているのかもしれないと、今回読んでふと思った。
Hは無しのほのぼの。
吸血鬼物。ヴァンパイア物。エンバーミング。吸血鬼29才。エンバーマー30才。続編。コメディテイスト。


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2007年10月14日(日)
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