眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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小説・無罪世界:木原音瀬
青春カタログを買った。
ヤマシタさんは図書館での高校生二人の話。なかなか良かった。最近この小汚い絵柄に慣れてきたのかも。というか若者だったので目の下の筋が少なかった。あれが多いと目が滑る。TATSUKIさんは前後編。今回告って振られたと言うことは次に再会してくっつくのか?
小椋さんは可愛い本屋さんの話だった。北別府さんはアイドルと漫才師カプの話。これは好き。単行本になったら買いたい。漫才師の出ているテレビ番組をおかずにしているアイドルが笑える。嶋二さんは再会した所で終わっていたのでもう少し続きを読んでみたかった。
明楽のアフレコレポが載っていた。小冊子の全サもある。こういう普通の企画をされると驚く。小冊子は申し込んでおこうかな。
次はライバル特集なのだが。不良や薬が出てくるなら買おうかどうか迷う。
ボーイズ小説・無罪世界(リブレノベル)木原音瀬
詐欺紛いの仕事をして借金を返している攻の元に遺産の話が舞い込む。幼い頃行方不明になりジャングルで育った従兄弟・受の世話をするという条件付きで、金が必要な攻は引き受けるが…。
いつも買っている作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。でも萌えはない。
受は攻の従兄弟。父親は大学の助教授だった。2歳でアマゾンで行方不明になり原始インディオに育てられ育つ。語彙の極端に少ない原始的な生活を送っていたので日本の常識と言葉が通じない。170センチ前後。浅黒い肌。細身だが筋肉の発達した綺麗な体。すっきりとした顔のパーツ。気の強そうな目。坊主頭。
攻は悪徳販売の営業。両親が離婚し母親に引き取られるが高校時代に母親が失踪。天涯孤独になる。ギャンブルが好きで借金がある。ゲイ。口が上手い。ひねた性格。
詐欺紛いに営業している攻は、従兄弟・受がいたことを知らされ、その従兄弟の面倒をみる代わりに遺産の一部を受け取ることが出来る事になる。最初は金のために受を引き取り、言葉や意志の通じない受に業を煮やすが次第に慣れていき…みたいな流れ。いつも通りなノリ。
取り敢えず長かった。面白くない訳ではないがとにかく長かった。受の状況やらインディオの説明など丁寧だったんだけど、ずっと同じような調子だったので、途中で何度かだれそうになった。
例えば、受との関係が最終的にもっと近づいているのが分かれば、その変化を楽しめたと思うのだが、意思の疎通までが10段階有るとして2か3ぐらいで終わっていた感じがしたので長く感じた。
最後の一緒に行くところを半分か2/3ぐらいでまとめて、その後の話をもっとじっくり書いて欲しかった。あの医者の手紙の締めも好きなんだけど。
最後の二人の関係は、ヘレンケラーでいうところの「ウオーター」から一週間後ぐらいの関係なので、ここからだろっと思ってしまった。
近所のお婆さんとのやりとりが笑えた。脇カプはどれも味がある。木原さんの書くギャグは、真面目な顔ですっとぼけたことを言う笑いが多い。
今回の攻もなかなか酷い性格なのだが、受と別れさせられ後悔することで一種の禊ぎをしたと思える。ただ母親との関係をまだ恨んでいるっぽかったが、家族の間でも愛を貰うばかりで返さないと枯渇することはあると思うのよ。
ともかく後は受と幸せになってくれ。
Hは一応やっていた。受は無理目に押し倒されても習慣として受け入れている。
次も買う予定。
同居物? アマゾン。インディオ。従兄弟同士カプ。詐欺紛い販売委員28歳×インディオに育てられた青年22歳。
2007年10月13日(土)
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