眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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小説・雪花の契り:秋山みち花
今日隣りの田んぼで稲刈りが始まった。
小説ビーボーイ10月号を買ってみた。買ってみた宣言のみ。
いとうさんと志野原さんと西江さんが楽しみ。木原さんと三浦さんの対談が載っていた。どーでも良いんだけど木原さんの新刊、無限世界だと思っていた。
ボーイズ小説・雪花の契り(クロスノベル)秋山みち花
明治大正時代。伯爵家の跡継ぎである受は同じ学校で学ぶ攻と親友同士だったが、攻の実家が受父との競争に負け破産し離れてしまう。8年後アメリカで成功した攻が受の元にあらわれ復讐しに来たと告げ…。
気になる設定なので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。可もなく寄り。
受は伯爵家の跡取り。華族。公家の血筋。童○。さらりと切りそろえた漆黒の髪。完璧に整った顔立ち。きれいな鼻筋。艶やかな唇。冴え冴えと澄み切った黒い瞳。ほっそりとした肢体。臈長けた美貌。プライドが高く潔癖。
攻は受の親友。伯爵家の嫡男。大名家の血筋。実家が破産後アメリカに留学し成功する。長い足。優雅。彫りが深く精悍に整った顔立ち。風貌は西洋の紳士も凌ぐ確固たる自信に溢れている。高い鼻梁。そげた頬。形の良い唇。男らしい眉。
典型的な復讐物。好きだった攻と離れなければならず誤解され恨まれ戻ってきた攻に復讐されるが好きな気持ちは止められず…みたいな流れ。
これまでこの作家さんの本を3冊ほど読んでおり今回が久しぶりの4冊目。ざっと感想を読み返して印象が変わっていなかったので笑ってしまった。今回も同じような感じ。
話自体は丁寧に書かれており、戦前華族復讐物の規格品のよう。キャラもテンプレながら悪くはないが親近感が持てるまでにはならない。話は薄くはないが作家さんの色が分かりにくい。だからトンデモない展開で萎えることは無い。この設定が好きならそれなりに楽しめる。
全体的に勢いが無いように見えるのは、他の作家さんなら一気に展開する場面を、一度切って数日後からはじめたりするからかも。最後の誤解が解けかける場面で攻が帰ったので、「あ、帰るんですか?」とか思ってしまった。
盛り上がりかけている場面で切り替わると、次の場面でもう一度前シーンまで盛り上げなくてはならないのでそこら辺が少しくどく思えるのかも。
攻の帽子を持ち続けているシーンは可愛くて良かった。最後のダンスシーンも好き。
Hはそれなり。受は会社のため片思いされている相手と寝そうになるが最後までは行ってない。
次も設定次第。
時代物。戦前物。復讐物。明治大正時代。成金×華族の子弟。学校で親友同士。25歳同士。8年後に再会。
2007年09月14日(金)
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