眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・恋雪:砂原糖子

ボーイズ小説・恋雪(シャイノベル)砂原糖子

小さな島で育った幼馴染みの攻を頼り上京した受だが、攻は劇団に仕事に忙しく昔と違い心が離れている。プロデューサーの男に声をかけられ映画のオーディションに出ることにしたが…。
気になる作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は求職中。攻を頼って上京する。本当の両親は小さい頃に亡くなり親戚の育ての親に身を寄せる。170センチ。華奢な体。小さく見える。小作りの白い顔。女だったら相当な器量良しになる中性的な顔立ち。長い睫。寂しげ。茶色がかった髪。遠慮深い。自分を主張しない。純朴。
攻は劇団員。北海道の小さな島出身。4人兄弟の末っ子。田舎から出たかった。受とは幼馴染み。演技はいまいち。脚本の方が才能がある。整いすぎていて幅を感じない。バランスの取れた長身。目鼻立ちがはっきりとしている。
家が大変な事になり、恋人のように付き合っていた攻を頼るが外の世界で心変わりしていた幼馴染み。受は悲しみ離れていくが受のすばらしさを再確認した攻は後悔し…みたいな流れ。
何だろう。思い返してみるといい話で、可哀相な受で、健気な一途受のジャンルに入るはずなんだけど。何故か微妙に微妙だった。受は非の打ち所がないぐらい可哀相だが、何かが心に引っかかっていたため萌えにくかった。
攻は一度受を裏切って(?)いるので、攻に対して嫌な気持ちになるのは当たり前なんだけど。最後は改心し受を大切にしそうなのだが、こう。
この内容この設定この文章ならここまで萌えるはずという予想が立つのだが、その予想値まで行かなかった。何故なのか自分でもよく分からない。
いつか何が駄目だったのか分かるかな。
Hはそれなり。初めてのHは15歳。受は他の男と体の関係を持った。直接描写は無し。
次も楽しみにしている。
幼馴染み物。島。劇団員22歳×新人俳優22歳。幼馴染みカプ。映画。舞台。芝居。受に当て馬。

2007年07月23日(月)
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