眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・理不尽な熱情:洸

マガジンビーボーイ7月号を買ってみた。
こうじまさんのアラブは今ひとつ。どんどん可哀相になっていくなーこの攻(予定)。鈴木さんの「異聞」が続くとは思わなかった。前回より更に話が散漫になっている感じ。つーか受の職場の2人が脇キャラのポジションに見えない。川唯さんは本屋さんと大学生。この作家さんの作品で初めて面白いと思えた。
蛇龍さんは気になっていたがこれはぴんとこない。何かメインキャラの日常をポエムっぽく描かれている感じ。方向性が定まらずそこらをうろうろしているように見える。舟斎さんは今回より前回の方が好みではあるが、これも嫌いじゃない。もうちょっとぎゅっとした物が欲しい。
野火さんはセンチメンタルな話。悪くはないけど説明不足で何かの続きかと思ってしまった。つか何かの続き? 琥狗さん絵は好きだけど今は無きゼロに載っている方がしっくりくる話が多い。擬人化以外の漫画が読んでみたい。擬人化は今いち萌えんのよ。
次号はエビスと山田さんと門地さんと川唯さんが楽しみ。つかまだエビスをやるんだ。単行本化して欲しい番外があるんだけど本になるんだろうか。



ボーイズ小説・理不尽な熱情(アイノベル)洸

アメリカに住むルポライターの受は、日本に帰国し十年前両親が亡くなった事件を調べようとする。両親と一緒に亡くなった男の息子・攻と出会い…。
気になる作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。
受はルポライター。中学の時に両親が亡くなりアメリカの叔父に引き取られる。大卒後新聞社に勤務して記事を書く。今はルポライターとして活躍中。鋭利な美貌。端整な顔立ち。母親似。外見は大人しく上品だが、行動力があり気が強い。ゲイ。
攻は輸入販売会社の専務。やり手。大学の時に父親が亡くなり父の叔父が会社を引き継ぐ。母親は精神を煩った。厚みのある胸と肩。見事な逆三角形。彫りの深い整った鼻梁。ただの美形というには鋭く危険な雰囲気。少々長いめの髪。野性的なたくましさ。知的で落ち着いた男の魅力をたたえる瞳。心の奥に溶鉱炉を持つ。大学時代はラグビー部。海賊。
受母と攻父が不倫関係にありそれを知った受父が2人を殺して自殺したという事件が起こり、疑問を持った受が十年後社会人になり真相を知ろうと動くうちに…。という流れ。攻にとって受は父親を殺して母親を精神不安においやった夫婦の子供として憎むべき相手で、敵役同士だけど惹かれあっていく。
キャラは好みだった。攻キャラがワイルドで良い。この作家さんの攻は割とワイルドなタイプが多い気がする。受も悪くない。ほんの少しだけどうせ僕なんてが楽しめた。もうちょっと楽しみたかった。
事件の流れも悪くないけど攻だけが辛い気もする。
Hはそれなり。最初は後ろに媚薬を塗られた受を慰めるためが切っ掛け。
社会人物。事件物。会社専務30歳×ルポライター24歳ぐらい。受は敵にまわされそうになる。

ついていた小冊子の内容は、事件後くっついた2人。アメリカから来た叔父を迎えに出た受と母親を連れた攻が偶然出会い…という話。
新刊に付いてた小冊子が欲しくて遠くまで買いに行ったが、買った数日後にレーベルが倒産したのは感慨深い。

2007年06月08日(金)
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