眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・心に消えないぬくもりを:杏野朝水

是3の全サペーパーが来た。理由があるんだけど、4の全サより遅かった。

盗賊の水さし・今市子を買ってみた。
これって岸辺の唄シリーズというシリーズだったのね。似た設定が続くなーとナチュラルに思いながら読んでいた。話は面白いのだけれど、たまに登場人物がごっちゃになる。この作家さんは、描き分けが出来てない訳ではないはずなのに、顔が覚えにくいと思う時がよくある。



ボーイズ小説・心に消えないぬくもりを(リンクスノベル)杏野朝水

男娼の受はたまたま入ったカフェで社長の攻と出会う。話している内に攻の元で働かないかと誘われ、家についていくが…。
気になる作家さんの新刊だったので買ってみた。可もなく不可もなくから悪くないに2歩行く感じ。
受は男娼。親に虐待され施設で育つ。トラウマがある。男娼になり数年。ヘビースモーカー。頭は悪くない。小柄で華奢。寒さに弱く風邪を引きやすい。童顔で甘い顔立ち。口が悪い。すれているようで愛情に飢えている。
攻はコーヒーショップの社長。バツイチ。10歳の子供が一人。物腰の柔らかいすっきりとした顔立ち。均整の取れたバランスの良い体。一見穏やかだが力強いオーラが漂う。優しい口調。カリスマがある。部下に慕われる。独占欲が強い。
誰も信じられない一人で生きてきた受が攻に拾われ接する内に人並みの感情と生活をするようになる話。
最初攻があまりにも受に親切過ぎて生き別れの兄弟か、過去因縁のあった相手かと色々想像したがただの一目惚れだったみたい。そして普通のいい人かと思ったが、部下が率先してやっていることとは言え、家に招いた受の行動を監視カメラで監視したり、外での行動を押さえたり受の住んでいた施設の内偵をしたり、気安く赤の他人の受を家に招く行動と逐一観察して警戒している行動がちぐはぐに感じた。
信用しないならしないでどこかで線引きしてくれた方が、両手を広げて懐に入れつつ疑っている態度をとるよりすっきりすると思うのだが。
受は可愛くない訳ではないが、攻が一目惚れするほどの魅力もあまり感じなかった。くっつくまでの話の締め方は好き。
出来た後の番外も同時収録だが、そっちの2人の方が楽しめた。何げに嫉妬深いヘタレ攻と実は苦労性っぽい天然受。こういう2人で1本話を書いて欲しいのう。
出来上がるまでなら可もなく不可もなく。出来上がった話をつけてプラス2の感想。
受と攻の秘書が2人で話している部屋の扉を少し開けじっとみている攻が、挿し絵込みで間抜けで可愛かった。
男娼の割にはHはノーマル。激しくも濃くも積極的でもない。
次はギャグっぽいのが読みたいなー。
社会人物。カフェ。珈琲ショップ。社長30代後半×男娼18歳。

2007年05月21日(月)
最新 目次 MAIL HOME