眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・マスカレード:華藤えれな

この家に越す前、友達が日本の風景で田圃が一番好きと言っているのを聞いた事があり、その時の私は嫌いではないけれどふーんみたいな感じだったが。
今の家に住み初めて目の前に田圃のある生活をしていると、しみじみとその気持ちが分かる。春先田圃に水が入ると池の側にいるようで、夜、向こう側の明かりが水面に映りほの明るくなる。稲の苗が植えられ成長するに従って青々とした緑が広がり目に優しい。実を付け葉が黄金色になり、それがざわざわと風に揺れている姿も良い。
春から夏にかけては蛙が、夏から秋にかけては夏虫が夜大合唱している。いいぞー。大好きー。と言うことで、そのすばらしさを分かって貰うべく、本日会社の方々を家に呼んで窓を開け蛙の鳴き声を聴きながら夕飯を食べた。
港で刺身を大量に買ったので、明日の夜まで刺身三昧。


ボーイズ小説・マスカレード(リンクスノベル)華藤えれな

経済学者の受は、論文を盗作した冤罪を着せられ日本を出てニースで教授の手伝いをしている。代理で出席した仮面パーティで攻と出会い…。
設定が気になったので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。可もなく寄り。
受は経済学者。日本では助教授だった。論文盗作とストーカーのぬれぎぬを着せられ職を追われる。小さな瓜実顔。細く小高い鼻梁。クールビューティ。童貞。小柄ではないが西洋人に比べて骨格や体躯が薄い。象牙の塔の住人。
攻はモナコの貴族。侯爵。4度結婚し離婚した。×四。さらりとした金髪。エメラルドグリーンに煌めく双眸。気位の高そうな鼻梁。優艶な指使い。優雅。
ゴージャスな雰囲気で繰り広げられるハーレクイン。冤罪でフランスにやって来た受は仮面舞踏会で攻と出会い、何度か会ってHする仲になる。同時にワークショップで教えることになった青年に惹かれて…みたいな流れ。
2人を同時に好きになったにしては、ワークショップの方と親近感が持てるようになっても恋愛まで行く部分がぴんとこなかった。急に好き好きとなっていた印象。
受が2人と別れを決意した後あたり、流れがごちゃついてまだるっこしい気がした。2人の間で揺れていると言葉で説明されても揺れている醍醐味はあまり感じられなかった。しかし普通Hした相手なら受も気付くと思うのだが…。
カードカウンティングって違法なのかと思い検索してみたのだが、特に禁止されているわけじゃ無いみたいね。作品の流れが不自然という訳でもないけれど、攻も受の上司にちくる前に普通に対処出来るだろうに。
ハーレクイン物。モナコ。カジノ。モナコ貴族27歳×経済学者32歳。公爵。仮面舞踏会。

今日で投票の総数が11000になりました。いつもありがとうございます。

2007年05月19日(土)
最新 目次 MAIL HOME