眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・この愛を喰らえ:李丘那岐

ボーイズ小説・この愛を喰らえ(ルチル文庫)李丘那岐

ヤクザの組長の息子である受は、父親が亡くなった後、組を畳み小料理屋の板前として働く。そこには元組員や隣接する組の若頭である攻がやってきて…。
よく買う作家さんの新刊なので買ってみた。悪くないに1歩足りない。
受は板前。実家は7代続いたヤクザ。父親が亡くなり組を畳む。義弟が一人。短髪。上がり気味の眉と目。大きな瞳。付け入る隙のない男前。和服が板に付いている。仁義に厚く元部下に慕われている。血が苦手。真面目。真っ直ぐ。
攻はヤクザの若頭。小さい頃は体が弱くみそっかすだった。人を殺した経験がある。仕事が出来ぶいぶい言わせている。意志の強そうな眉。くっきり通った鼻筋。女性にもてる。受より5センチ高い。周りを信用せず用心深い。頭が切れる。
ヤクザ物だが、この作家さん独特のさっぱりさばさばした雰囲気で終始していた。全体的にほのぼのする。
一筋縄ではいかない性格のひねた優男風の頭の切れる攻×真面目で短気で面倒見の良い短髪で古風な日本男児受のカプ。攻は飄々としているようで受に振り回されている所もある。その執着ぶりと尻に敷かれている感じとさっぱりした作風の小気味の良さを楽しんだ。前作の「くちびる」は駆け足っぽく気になるところもいくつかあったが、今回のは安心して読めた。こういうこの作家さんの特徴と持ち味がよく出た作品は好き。
キャラもよく立っていてコミカルな会話も楽しい。
ルチルのこの作家さんの既刊3作の中では、設定の個人的好みはくちびる>ガーディアン>今回。面白い度は今回>ガーディアン>くちびるだった。
そのぐらいはこの作品を気に入っている。
Hは最後に1度。少し少ない目。この作家さん比では普通。しかし攻がしつこかった(あくまで作家さん比)。
次も地雷で無い限り買ってみる。
ヤクザ物。幼馴染みカプ。同級生カプ。ヤクザの若頭27歳?×板前27歳。短髪受。一応執着攻。コミカル。

2007年05月17日(木)
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