眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 漫画・ダブルキャスト:麻々原絵里依/BLACKSUN・奴隷王:小笠原宇紀

ボーイズ漫画・ダブルキャスト(キャラコミック)麻々原絵里依

上り調子の俳優である受は、舞台のダブルキャストとして同じ主役を演じるようになった新人俳優攻を牽制しようとしたが…。
雑誌掲載とその後の描き下ろし3P。気になる設定だったので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。
受は俳優。デビューして10年目。白髪。やり手のプロデューサーとセフレ関係。女優の彼女がいる。長い手足。華のある雰囲気。
攻は新人俳優。実力がある。黒髪。実力のある劇団所属。プライベートでは眼鏡。能楽を習っている。
役者として一通り名の通っている受は、今の地位を守るためプロデューサーと寝たり、裏の方で努力していたが、実力のある新人俳優と接する内に、演技する事にたいして向き合うようになり…みたいな流れ。
珍しく原作付き。いつもは絵柄は好きでも話的に微妙についていけないところもあるのだが、今回はそんな事なく萌えた。
攻は最初、年下の素直な可愛い新人俳優だったのに、受の汚さ(?)を知りライバルのような関係になっていくのが良かった。最初はなめていた攻がどんどん己の実力を見せて焦る受が可愛い。
最後は良い関係で落ち着いている所も良いのだが、全体的にさらっと流れていくようで萌えが薄い。せめて前後編。全3巻ぐらいでもっと演技部分も突っ込んで描いてくれれば更に萌えただろうに。好きな設定で短いなりにも面白いと思っただけに残念。また続きを描いてくれないものか。
Hはあっさり。最初後輩の攻を取り込もうと受から押し倒すが(Hは未遂)、最終的には押し倒されていた。攻の方が身長は低い。体格も似たようなもの。プロデューサーはセフレだが嫌な性格ではないので、マイナスポイントにならなかった。なんのかんの言っても受の事を心配している。
いつか続けば良いなと思いつつ、次も設定次第。
芸能界物。俳優。能。新人俳優22歳×俳優28歳。攻の方が背が低い。受にセフレ。敬語攻。ライバル物。



ボーイズ漫画・BLACKSUN・奴隷王(ミリオンコミック)小笠原宇紀

中世のオスマントルコと十字軍の戦いが舞台。トルコ軍に攻め込まれ部下を助けるために、相手の将軍・攻の捕虜となった修道騎士の受は愛人として連れ帰られ…。
雑誌掲載のみ。描き下ろしは後書きくらい。雑誌の時に読み気になったので買ってみた。可もなく不可もなくから悪くないに2歩行く感じ。
受は修道騎士団所属。砦の副司令官。白人。伯爵家の3男。真面目で高潔。金髪で青灰色の瞳。
攻はイエニチェリの騎馬将軍。奴隷から将軍にのし上がる。常勝将軍と言われ人民に人気。戦争自体は好きでない。兵を生きて帰らせるのか信条。イスラム教徒だが髭がない。数カ国語が話せる。褐色の肌。黒い髪。ゲイ。
十字軍物。トルコ軍の将軍の捕虜になったキリスト教徒の騎士である受は奴隷として連れてこられるが…みたいな流れ。まだまだ続きそうで起承転結の起の部分。この作家さんはまず話の意味が分かるかどうかから始まるが、珍しく話の筋は分かりやすい方だった。
受も悪くないが攻が格好良い。宿敵で異教徒の受を愛人にした事で国王から罰を受けるのだが、黙々とこなしていく。鞭打ちされた後馬に乗せられ人民に晒されるエピソードで攻にほれた。シリアス色の強いファンタジーでならもっと萌えたかも知れない。攻が黒豹を背に乗せたまま男とまぐわうような話でなければ。しかしそれも個性。黒豹にひかれてこれを買ったので黒豹も好きなんだけど。
受が自分の性器を勃たせながら攻を脅したり、攻が国王の愛人に鞭で打たれながらまぐわったり、笑って良いのかひいて良いのかよく分からないシーンも相変わらずだった。でもこの独特のノリは好きだ。
番外では攻と現在の副官で元愛人(?)と豹の話が出てくる。
Hは多い目。攻は精力的で目が合えばやっているみたい。今の副官や国王の愛人の男ともやっているが、動物のマウント行為と同じなので、浮気とか恋愛関係で見ることはない。あくまでスポーツ。或いは挨拶。
続きが楽しみ。最後は2人がくっついてくれると良いなー。
中世ファンタジー物。十字軍物。常勝将軍(トルコ軍)30代頭?×修道騎士(十字軍)20代後半?。 イスラム教×キリスト教。ギャグ。黒豹。攻は他の男とやる描写有り。

2冊とも萌えは少ないが買って良かったと思った作品。

2007年04月03日(火)
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