眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・籠の中で恋を歌う:柊平ハルモ

ボーイズ小説・籠の中で恋を歌う(リンクスノベル)柊平ハルモ

旧家で会社の跡取りであった攻は、亡くなった父親が囲っていた少年・受を引き取ることになる。最初は打算で接していたが…
設定が気になったので買ってみた。可もなく不可もなくから悪くないに2歩行く感じ。
受は遺産を相続した少年。両親は8才の時に無理心中。一人生き残った所攻父に引き取られ人形のように愛でられる。少女めいた美貌。自分の意志が無かった。飲み込みは早い。
攻は旧家のグループの跡取り。母親は精神を患い自殺。父親は受を引き取り引きこもり、数年後死亡。両親ともに愛されずに育った。父親を憎んでいた。仕事は出来る。誰も信じず用心深い。ハンサム。不器用。
最初は攻視点で受を保護して心が通うまで。後半は受視点で受が攻を好きだと気づきHするまで。
この作家さんがたまに書く可哀相な受を囲って大切に育てる攻の話。
攻は誰からも愛されず孤独の中で生きてきたが、受とふれ合い変わっていく。受も攻父に人形のように扱われ人としての生き方を忘れていたが、攻に人格を肯定され人間らしくなっていくというパターン。余所に話がそれず順当な話の流れ。
攻パパと受が一緒に暮らしていた時の家政婦。受が学校に通っていないと気にしない地点で良識的でないと思うのだが、そういう説明は無かった。
脇キャラの攻の部下である弁護士のカプの話は読んでみたいと思った。弁護士はたくらみ攻でも誘い女王受でも良い。
Hは最後に一度。後半Hするまではいきなりなイメージ。もう少し好きと気づいた後の時間をおいてくれた方が安心して読めたかも。
リンクス作品は割と好みなので、リンクス重点で次作が楽しみ。
受を育てる話。源氏物語? 会社社長30代前×少年16才。遺産相続。

2006年12月06日(水)
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