眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 漫画・僕の髭嫁:狩野りょうき/小説・ラブシック:橘紅緒

ボーイズ漫画・僕の髭嫁(アクアコミック)狩野りょうき

短編集。雑誌掲載3本と同人からの再録。その後の描き下ろし1本10P。完全にタイトル買い。可もなく不可もなく。
1話目は狂言誘拐の片棒を担ぐ羽目になった探偵の受。誘拐されたことになっている子供と二人で過ごす内に…。子供(小学生高学年ぐらい?)×髭探偵。これが一番話らしい話があった。
2話目。サラリーマンの受は給料を同僚の攻に金を借りようとし、その代わりにHするが…。会社の同僚カプ。攻は童顔ですがすがしい二枚目タイプ。受は筋肉髭男。大雑把でおおらかな性格。
3話目。描き下ろしは2話目のカプ。Hメイン。
4話目。屋敷のやんちゃなお坊ちゃんの受は雷が苦手。幼なじみで執事の攻にHされ…。これは元気でやんちゃだが少し斜に構えた受とハンサムで落ち着いた雰囲気の執事攻。髭受が続いた後で読むとなかなか慣れなかった。
これ以降は同人再録のシリーズ。無銭飲食を繰り返す父子に青年攻が手料理を食べさせえづけする話。髭父が受。
筋肉オヤジ髭受満載なこの1冊。お好きな人にはたまりませんという感じ?
最後のシリーズは無銭飲食で罪の意識も無く逃げ足の早さを自慢する父が駄目だった。子供と一緒にしているのがさらに駄目。そういう性格設定だけなら良いが、作家さんが更に罪の意識を感じていないのが決定的に駄目だった。なんだかなー。
Hは多い目?
次は考える。
短編集。スマートな青年×髭オヤジ。髭オヤジ受。小学生攻(?)。



ボーイズ小説・ラブシック(ホワイトハート文庫)橘紅緒

高校生の受は、姉の友人で大学生の攻と出会い付き合うようになる。攻の行状にたまらず別れることにするが…
気になる作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなくから悪くないに2歩行く感じ。
受は高校生。姉が一人。姉にそっくりな顔立ち。容姿端麗。頭は悪くない。酒とタバコをやっている。黒目がちな双眸。企業主の父親。実家は裕福。料理や家事は一通り出来る。
攻は大学生。受姉の学友。建築家の父親を持つ。イギリス人の母親。男女ともに異様にもてる。去る者は追わず来る者は拒まずな性格。気分屋。真剣になることが殆どない。ヘーゼルブラウンに彩られた瞳。端正な顔。透き通った肌の白さ。長い手足。
4冊目。4冊とも人気者だったり才能がある攻を好きになって苦しむ受の話のような気がする。
今回も同じような作風。今回のベールは0.5枚ぐらいだった。
この作家さんの話はぼんやり読んでいると何がどうなっているのか分からなくなるので集中力がいる。相変わらず一つのシーンで受がどうして攻がどうしての行動が第三者的に書かれていく作り。その場面で行動や台詞は書かれているが、キャラがどういう性格でどう考えるタイプで、どういう生い立ちでみたいな説明はいっさい無し。
舞台や映画を見ているような視覚的な作風なのかな。舞台を見る時、小説を読む時のような説明はいっさい無く台詞や動きで推察するしかない。ついでに少しよそ見をすると話の筋が分からなくなる。それを文章でやるとこんな作風になるのかも。
綺麗なイラストに小洒落た説明文をつけているものを積み重ねていっている感じなので、イラストが雰囲気系統で無ければ、作品の魅力が半減しそうな気もする。
今回受は高三なのにタバコを吸うは酒は飲むは、酒を飲むだけならまだしもホストクラブ紛いなところでバイトして酔いつぶれるわ。そのバイト先に遅刻欠勤をするわ。なんだかなーなタイプだった。いやそれだけ攻の事で悩んでいたかもしれないが、悩みがあって酒に逃げるタイプは嫌。可愛くないわけじゃないのだが。
攻のエキセントリックさは癖があって良かった。
Hはそれなり。
次も設定次第。
大学生×高校生18才。ホストクラブ。刹那的。ボーイズバー(ホストクラブみたいなもの?)


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2006年12月05日(火)
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