眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・脱・プリンス宣言!:鹿住槇/恋愛迷宮:火崎勇

鋼の15巻を買ってみた。
イシュヴァールの過去編。1冊まるまる使って戦争をやるとは思わなかったので、それは少し驚いた。なかなかえぐいシーンが続いている。戦争中の言動でそれぞれのキャラの性格が分かって面白かったが、どれほど嫌がっていても相手を殺したから生き残ったのね。と思うとつらい。ついでにホークアイとマスタングの過去がこうだったのも驚いた。



ボーイズ小説・脱・プリンス宣言!(もえぎ文庫)鹿住槇

短編集。雑誌掲載のみ。気になる作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなくから悪くないに2歩行く感じ。
1つ目。学校の有名人である先輩の裏の顔を知った後輩は、次の日から先輩と付き合う羽目になり…。容姿端麗、頭脳明晰、性格温厚で学校中に人気のある王子様な先輩と、真っ直ぐで周りから可愛がられているが平凡な後輩。押し倒すだけなのでどちらが攻かは分からない。順当に行けば先輩×後輩なのだが、この作家さんなら逆転も可能っぽい。
2つ目。高三の主人公は同級生に片思いしている。クリスマスにその相手の家でパーティをすることになり…。女の子にもて格好良い主人公と、明るくて優しい同級生。
3つ目。ブラバン部のフルートが上手い先輩が気になる後輩は、うっかり先輩に告白し…。
フルートが上手く綺麗で端正な顔をした先輩と先輩に憧れブラバンに入った後輩。これもキス止まりで雰囲気的には後輩×先輩の誘い受っぽいのだが、もしかすると逆になる可能性もありそうな力関係。
どれも何かひっかかるとかではないのだが、短編なのでキャラに好感を持っても親近感まではいかない。それぞれ続編をつけてじっくり読んだらもっと好感度は上がっていたと思う。初掲載が93年、97年。2000年なのでHは無く押し倒したりキスする程度。ほのぼのしていたのね。
しかし今更読み返すと、この作家さんは、最後にどちらが攻になるか分かりにくいニアっぽく可愛い雰囲気もよく書いていたんだなーと思った。
今の話も嫌いではないが、数年前の方が萌えやすいかもしれない。
Hは無し。キス止まり。
短編集。学園物。ブラバン。フルート。部活。ほのぼの。



ボーイズ小説・恋愛迷宮(アルルノベル)火崎勇

大きな建設会社の次男坊である受は、身分を隠して父親の会社で働いている。尊敬している上司の攻に、受が攻を好きだと誤解され押し倒されるが…
いつも買っている作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。悪くない寄り。
受は建設関係の会社の営業。社長の次男。優秀な兄とやり手の父親に可愛がられている。母親は死亡。小さい頃は体が弱かった。母親似の童顔。顔は整っている。何事にも一生懸命。真面目で箱入り。この作家さんの書く前向きな受。
攻は受の上司。営業のトップエリート。野性的な印象の強い顔立ち。凛々し空気。スレンダーな体。引き締まった筋肉。自分と他人に厳しい。喫煙者。
受が頑張る話。攻に無邪気に好き好き言っていたため、誤解され告白され押し倒されて最初は拒絶するが、後から自分も好きだと気づく。社長令息であるのを隠しているので兄と会っているところを誤解され更に話がややこしくなる流れ。
この作家さんは設定やキャラを少し変え似た話を2、3作出しては別の萌えに移る書き方をしていると前に書いたことがあるけれど、これも最近出たリンクス掲載作と一部かぶっていた。
それはともかく、今回の話を読み私は、実力者の身内が身分を隠してその組織にいるシチュエーションが好きな事を自覚した。お陰で終始楽しんで読めた。
王族が身分を隠して庶民に混じるぐらいまでいくと、現実感が薄すぎて萌えは少ないのだけど、今回のような社長の息子が自社ビルで身分を隠して働くぐらいならあり得そうに思える。
ついでにこの間の単行本の攻が酷かったので、それに比べれば今回の攻はとても真摯で受の事を気遣う好青年に見えた。
Hはそれなり。この作家さんの平均。
次も地雷でない限り買っている。
社会人物。会社の上司26才ぐらい?×部下兼社長令息24才ぐらい。受は別の男にセクハラされる。御曹司物?

2006年11月26日(日)
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