眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・キャラメルビターの恋人:うえだ真由

リトルランナーを観た。
1950年代カナダ。Hなことばかり考えている駄目主人公の少年14才が、母親が病気で意識不明となり、奇跡を信じてボストンマラソンに出て頑張る話。
エロこことばかり考えている主人公はアホみたいだが、とても単純でポジティブシンキングな性格だった。古き良き時代ののんびりした雰囲気で、Hな妄想といっても今と比べて微笑ましい。

今日からマ王を読んだ。
番外編。ギャグ系の話よりシリアスな過去編の方が萌える。長男も次男も格好良い。しかし本編はいつなのか。生殺し。



ボーイズ小説・キャラメルビターの恋人(ルチル文庫)うえだ真由

設計事務所で働く攻は、亡くなった父親の残した喫茶店を整理しようと数年ぶりに訪ねるとそこに青年の受が働いていた。店を売る旨を伝えると拒絶され…
いつも買っている作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。
受は攻父の喫茶店で働く。有名大学を中退。人形めいた整った顔立ち。少し長めの茶色い髪。なめらかな頬。はっきりした二重瞼。印象的な目元。やたら綺麗な顔。身持ちが堅く真面目。
攻はインテリアデザイナー。設計事務所で働く。ろくでなしの父親と母が高二の時に離婚。それから父親とはほぼ没交渉だった。高卒で専門学校に行きインテリアデザイナーになる。仕事好き。父親の事があり付き合っても結婚まで踏み切れない。情が深い。顔は父親似のハンサム。
基本的には好きな設定、カプ。他のうえださんのルチル作品に比べて決定的に痛い設定はなく、淡々と話が流れていく。
一番気になったのは店を売る売らないのやりとり。攻はどうしても売りたいなら、受が金を持っていると分かった地点で受に売っても良かったのではと思った。円満に解決させるため受に納得して貰うという考えの割に同じアプローチしかしていないし。受と離れたくないなら無意識にしても匂わせて欲しかった。受が出ていきたくない理由は分からないでも無かったが、それこそ攻から買っても良かったのではないか。
売る売らないのやりとりをする内に愛情が深まる話を書きたかったんだろうけど、やりとりを続ける説得力が薄かったイメージ。これがもっと納得出来る流れならもっと楽しめたと思う。
ついでに受の事情が攻視点なので分かりにくいのは仕方がないが、受を魅力的に思えるエピソードがもう少し欲しかった。
要所要所でもう少しぱっきり締めてくれたならと思いつつ、出来上がった後は落ち着いたラブカップルになりそうなので、その後は同人で読みたいなー。
Hはさくっと。
次も地雷でない限り買うつもり。
社会人物。珈琲専門店。インテリアデザイナー29才×茶店店員25才。淡々。攻め視点。

2006年11月20日(月)
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