眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・愛の罪恋の罰:ふゆの仁子/手に負えない激情:きたざわ尋子

ゼーベルを買った。バッサロード目当て。チェリーがツンデレ。可愛すぎる。なんでこんなにいちゃついているのか。花帰葬は二人が逃避行に出ている。ゲームの方が気になってきた。
イルゲネスも続きが気になるんだけど、単行本になるぐらい話がたまるのはいつなのか。



ボーイズ小説・愛の罪恋の罰(リブレノベル)ふゆの仁子

短編集。雑誌掲載読み切り2本。書き下ろし読み切り1本。書き下ろしは1/3以上。設定にひかれて買ってみた。可もなく不可もなくから悪くないに1歩行く感じ。
1つ目。商社の営業二人が雨に降られてラブホに避難する話。
受は営業。色白で線が細いが、芯が強くバイタリティがあり性格は男前。自分に厳しく身内に優しい。切れ長の目。猫っ毛。ゲイ。
攻は受の後任。学生時代はラグビーで頑張る。恋愛に関しては百戦錬磨。180センチすぎ。男前。
ホテルでの一場面が舞台で、過去の出会いから別れの予感を感じつつ1度だけのHを書いている。このカプは割と好きだった。
2つ目。大手ビール会社の同僚同士。親が危ないと電話をもらい一週間休みを取った受は、長期休暇を取っていた攻に監禁されHされる。
受はビール会社の営業。几帳面で細かいことまで気になる性格。喫煙者。
攻は受と同期の営業。短髪。爽やかさをアピールする白い歯。太めでまっすぐな男らしい鼻梁。どこから見ても美丈夫。女性社員から注目の的。快活で明朗。高校球児の体育会系。喫煙者。
入社6年目。攻に騙され監禁された割に、途中でのんびり笑い合っていたりするので、あまり切迫感は無い。
3つ目。これは書き下ろし。
受は国産ビール会社勤務。母親似の美貌と父親似の優れた頭脳を持つ。奇跡のような容姿。ハーバード大学に留学。攻と出会う。口が悪くそれが原因で争いもあった。傲慢。
攻はアメリカ大企業の跡取り。大富豪。鋭角なラインで描かれる面長な顔。艶のある黒髪。深い海の蒼の瞳。穏やかな笑みを浮かべた口元。生まれながらの上品さと優雅さ。
一応3作とも酒関係の仕事をしているのが共通。3作とも特に人間関係が絡んでいる訳ではないみたい。それぞれ街角ですれ違ってはいるかもしれないが。
酒関係の話は好きだが、この作家さんの描く酒シーンはあまり心ゆれないのは何故か。美味しいという説明を読むのではなく、美味しいというキャラの感情を読みたい。いやキャラは美味しいと言っているのだけど、それが実感できないというか。さくっと場面が流れている。
時間が経過していくというよりは、1つの場面をぎゅっとまとめて過去を思い出す形で書かれている。この作家さんの文章は瞬発力がないので、短い切り取った時間を書くよりは、時間を積み重ねていく書き方の方が好みかも。
3つ目の書き下ろしは、攻に恥ずかしいことをさせようと詰め込んだらしいが、これでもかというぐらいの金持ち攻の恋人の喜ばせ方だった。やはりこの作家さんは派手なシチュエーションよりは平凡なカプの方が好みかも。
雑誌掲載分のカプはそれなりに可愛かった。が、短編のため親近感まではもてなかったのでこの感想。
特に何かひっかかった所は無かった。
Hはスラッシュだけあって多い目。
短編集。酒関係。社会人物。商社の営業28才同士。ラブホテル。1つ目は攻視点。ビール会社の同期カプ。監禁ネタ。アメリカ御曹司35才×日本人社員33才。ホテルを貸し切り。プロポーズ。受へ求婚。



ボーイズ小説・手に負えない激情(花丸文庫)きたざわ尋子

大学生の受はバイト先で同じ高校出身の後輩である攻と再会する。攻は片思いしていた相手で1度だけHした相手でもあったが…
設定が気になったので買ってみた。微妙。
受は大学生。年上の従兄弟と同居。綺麗で繊細そうな顔。長いまつげにアーモンド型の目。すっと通った鼻筋。日に焼けにくく肌が白い。象牙のように滑らか。隙がない堅さ。落ち着いて見える。
攻は受の後輩。少しきつい印象のする切れ長の目。高い鼻梁。高い身長にみあった体躯。手足が長い。人好きのするハンサム。不思議な魅力。異性関係は派手。愛想が良く周りの評判は良い。
体から入ってセフレの関係だったが、受が次第につらくなり別れようとすると攻も好きになっていたパターン。
一番微妙だったのは攻。女にもててそれなりに優秀で、数年後はそれなりに出来るリーマンか、親が資産家なら会社の一つも継いで若い経営者の一人になっているかもしれないが、どれほど粋がっても今はただの一大学生。微妙に何様な感じで好感が持てなかった。
別に遜っていろとはいわないが、特に何か成し遂げた訳でもない状態では無駄にプライドが高くて粋がっているようにしか見えない。社会人設定ならもっと心穏やかに読めたかも。
受も攻のどこが好きになったのか。何か煮え切らない感じ。こっちはなんだかなーとは思わなかったが、好感も持てなかった。
受の従兄弟はいい人っぽく色々心配していたが、このカプなら出来上がっても従兄弟の心配は減らなさそう。
この作家さんはたまに読むが、その中でも特に楽しめなかった作品。
受の従兄弟が脇カプが出来そうだが、これはもういいや。
Hは多めだったのかな。
次も設定次第。
学生物。再会物。ネットカフェ。後輩大学1年生×先輩大学2年生。年下攻。

2006年11月21日(火)
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