眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・難攻不落な君主サマ:真崎ひかる/もう二度と離さない:樹生かなめ

真昼の月のドラマCDを買ってみた。
なんか攻のイメージが違う…。慣れるまでかなり時間がかかった。受も微妙にイメージが違う。内容は2巻までをざっとまとめたような話。全部じゃないけど。
トークは5分ほど。
ブックレットについていた書下ろし小説は、攻の部下に伝言を伝えてくれと言った後の後日談。こういうミニ話は小さくまとまっていて面白い。
通販特典は、パラレルドラマCD。受が花魁(?)で攻は殿様。遊郭で出会うみたいな話。10分強。
攻のイメージに慣れるまでえらく時間がかかった。2枚目が出たら買うかどうかは微妙。小冊子でもつくならつられて買うかも。



ボーイズ小説・難攻不落な君主サマ(プリズム文庫)真崎ひかる

小さな島にあるセキュリティポリスの養成学校に入学した受は、教官の攻に目をつけられ…
気になる作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなく。
受は養成学校の新入生。売られた喧嘩は必ず買う勝気な性格。空手が得意。男女とも寝る。本人は格好いいつもりだが養成所の中では可愛いタイプ? 178センチ。目が大きく綺麗な顔。
攻は教官。少し長めの黒い髪。とんでもなく整った顔。切れ長の鋭い目。引き締まった筋肉に覆われた身体。成熟した男。乱暴。強い。190センチぐらい? 
密かに運営されているセキュリティドッグ(要人を身を呈して守る)の養成学校。どうやって生徒を募集するのか少し謎だった。ついでに途中退学はかかった金額を返さなくてはならないのはせこいと思った。
それはともかく、そこで学ぶ元気な受が、不本意ながら抱かれる側になりつつ教官の攻にひかれていく流れ。
養成学校の話なのだが、あまりそっちの話は無かったので、大学生の夏休み合宿中におこった恋愛話でも十分な気もする。付き合うようになっても明るく勝気な受なので、どちらかというとこの後の話の方が読んでみたい。さくっと読めていやな気分にはならないが、それだけな気もする。
殿×皇帝のカプが読んでみたかった。逆でも可。
Hはそれなり。
次も設定しだい。
特殊学校物。教官28歳×学生18歳。訓練。セキュリティポリス。海。



ボーイズ小説・もう二度と離さない(ホワイトハート文庫)樹生かなめ

静養中のサナトリウムで画家の攻と出合った受は、攻と付き合うようになり退院後も一緒に生活していたが、受の過去を知るフリーライターがやってきて…。
設定が気になったので買ってみた。いろいろすごかった。
受は攻と同居して攻の世話をする。173センチ。足をわずかに引きずる。体が弱い。華奢な体つき。幼さの残る顔立ち。年より若く見える。おとなしい。
攻は将来有望な画家。受のために画家になった。絶世の麗人。白皙の美貌。長い睫。ガラス球のような瞳。上品な唇。183センチ以上。手足が長く肩幅もある。落ち着いている。一見ほっそりしているが着やせする逞しい体つき。
最初は穏やかに始まりラブラブなカプの日常が淡々と書かれている。が、受の過去が出てきたあたりで怒涛の展開になり驚きっぱなしだった。
基本は「限りなく」と似たカプだと思った。気が強くて真面目で常識的だが巻き込まれ型な受と、絶世の美形で何でもできて性格が歪み切って受大好きな更生不可能な攻。
この作家さんでもうこの手の話は読めないと思っていたので、その点ではとても嬉しかったのだが、単純に萌えるには過去の出来事がすごすぎ。萌えようとすると受の過去のエピソードで引きそうになる。過去何千冊か読んだボーイズの中でも割と悲惨な過去を持つ受。
攻の執着ぶりは好みだった。これだけ見ればかなり萌えるのだけど、相変わらず人としてどうよな性格と行動でなんかもう。
この作家さんの書く荒唐無稽な話は、リアルな中高生が思いつくような展開に似ている気がする。大人になると理性がついセーブしてしまうようなエピソードをがんがんだしてくるというか。なので受の悲惨な過去も荒唐無稽な展開のため、ほかのシリアスな作風の作家さんが書くよりは現実味無く流すことができる。
ほかの作家さんが同じ話を書けば、もっと萌えたかもしれないし、さらに引いて萎えたかも知れない。ある意味この作家さんだから書ける内容かも。
実は当て馬のホストが一番まともだった気もするのだが、可哀想に。
Hは押し倒して暗転程度。直接描写は無し。
次もいつかこんな話を読んでみたい。
画家。過去のトラウマ。画家×恋人。同学年27歳同士。殺人。受の輪○。

2006年08月09日(水)
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