眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・ブリリアント:火崎勇/堕天使の背骨:鳩村衣杏

ボーイズ小説・ブリリアント(キャラ文庫)火崎勇

画家の受は、ライバルで対照的な性格の画家・攻にひそかに思いを寄せている。しかしあることから筆を折ることになり…
雑誌掲載とその続編書き下ろし。雑誌の時から気に入っていたので買ってみた。悪くない。
受は画家。イラストのような緻密なタッチ。穏やかな性格。自立している。綺麗な顔。白い肌。
攻は画家。印象派っぽく柔らかな光のあるタッチ。ファイナンシャルグループの経営者の跡取。強引。自信家。逞しい。エリート社員かモデルのような堂々とした外見。華がある。
画壇でライバル、オフで親友な攻に片思いするが、とある理由で攻の前から去ることになる受。この作家さんはキャラが前向きなので、どうせ僕なんてというペシミスティックな感情は楽しめないが、健気受や一途受はたまに楽しめる。今回は一途受。事態が事態だけに深刻に悩みつづけている。
秘密を持っている本人の一人称で秘密を語らず落ちまで書くのは大変だと思うのだが、何となくオチは読めつつ楽しめた。このオチは、人によってダメージがあるかもしれない。
ただアメリカ人の恋人役、一緒に日本に来るのは良いのだが、絵を描く間何をしていたのか。休暇にしては長すぎ。そこだけ気になった。
Hはそれなり。
次も多分買っている。
絵画。画家物。ライバル同士。新進気鋭の画家×有望な画家。20代半ばから後半ぐらい? 病気ネタ。



ボーイズ小説・堕天使の背骨(ゲンキノベル)鳩村衣杏

図書館の司書をしている受の元に十数年ぶりに生き別れになっていた弟・攻がやってきて…
気になる作家さんの気になる新刊だったので買ってみた。悪くないと面白かったの間。
受は司書。生母は男を作って失踪、義父に虐待され施設にいれられていたところ、攻家族に引き取られ兄弟として育つが、17才で攻と関係し攻の元から去る。穏やかで落ち着いた佇まい。端正な容貌。読書家。頭は良い。大人しく見えて大胆な部分もある。人の話を聴ける。
攻は老舗出版社社長。スイスとアメリカに留学。清冽で潔癖。綺麗にはった弓の弦のよう。凛とした声。感情の起伏が激しい。頭が良い。繊細でデリケートなので矛盾が許せない。力強い。冷静。エキセントリックに見える。鋭い瞳。
出版社とレーターさんが同じなので、前作の続編かと思ったが、別カプのリンク作品だった。
近○そー姦、執着攻、鬼畜、センシティブとくれば萌えつぼなので基本は美味しく頂いた。イタイ攻は大好き。攻の危機に受が強くなるところも良い。攻はすごいけど受はもっとすごかったという設定は好み。
前カプも出てきて、前作で見所だったシーンが別の視点から見て、それがこっちのカプにとっても割と重要だったので、この作り方は良かった。
この作家さんは出版関係や映画などに思い入れが強い気がする。今回も本に関する考え方みたいなものは楽しめた。ちょっと理想論ぽい気もするが夢物語なのでいいか。
前作が気に入っており、兄弟物が大丈夫ならそれなりに楽しめるのではないか。
Hは多い目。軟禁、道具、薬、会社でとこの作家さん比で頑張っている。
次も期待している。
兄弟物。近○そー姦。出版社社長30歳×司書34歳。弟×兄。リンク作。センシティブ。天使。執着攻。17年ぶりの再会。

2006年08月04日(金)
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