眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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6月の青田買い
6月の青田買い
雑誌でしか見ないようなボーイズの新人&投稿者の作品の感想を書いている。新人扱いは、個人的に単行本が2,3册出た所ぐらいまで。将来有望かが基準ではなく、あくまで私個人の好みに合う話を書くようになってくれるかどうかが基準。
面白い作家さんだけを挙げるか、つまらなかった作家さんも挙げるかはその時の気分。
八王子姫・前編(シャレード7月号)海野幸
地図の会社でアルバイトしている大学生の受は、休日になると姉の作ったフリルのついた服を着せられている。ある時女装したまま姉に街に連れ出され、そこで同じ会社で働く秋葉系の恰好をした会社員攻と出会い…みたいな話。
第11回新人小説賞期待賞。会社員×大学生22歳。最終的な感想は後編で。女装した受を女の子だと勘違いして一目惚れした攻と休日ごとにデートする羽目になり付き合う内に…みたいな流れ。
攻の行動がひけば良いのか笑えば良いのか微妙な段階なので、後編で恰好良いところを見せて欲しい。
受の心情の変化はたまに首を傾げる。
妖樹の供物(シャレード7月号)矢城米花
旧家の地下で生息する妖樹の生け贄に選ばれ夜ごと嬲られる受。とそれを世話する攻の話。単行本のプレ版みたい。
ネットの鬼畜エロSSを読んでいるような気がした。短編だからこそ映えるネタかもしれないので、長文になるとどう雰囲気が変わるのか。気になるけれど、地雷っぽいかもしれない。単行本を買うかどうか悩む。
送梅雨(花丸初夏号)波奈海月
高校生の攻の父親の親友の夫婦が亡くなり子供が引き取られる。義理の兄として10年一緒に過ごしてきたが、兄の事が気になってしかたがなくて…。義理の兄弟もの。高校生×大学生。
普通。兄弟ものは好きなんだけど、今一つ盛り上がりに欠ける感じ。エピソードはこれぐらいでちょうど良い気がする。読みやすくなっていたが膨らみが足りないというか。
引き続き様子見。
野蛮なドクターと恋に落ちる一の方法(花丸初夏号)凪良ゆう
後日。
スタア(小説ディアプラナツ号)河本テツ
第14回ディアプラチャレンジスクール期待作。デビュー作。
温泉街のホテルで働く受は、元特撮ヒーローで現在物まね歌手の攻の営業を世話するが…。物まね歌手30代半ば?×ホテルマン20代半ば。
可もなく不可もなくから悪くないに1歩行く感じ。文章はしっかりしていてディアプラの新人さんは安定していると思ったが、話自体が少し可哀想だったので。話は凝っていたけれど、キャラの魅力がある程度までしか行かなくて、突き抜けて感じなかった。
攻が何でも出来るのではなく、落ち目のうらぶれた感じはとても良く出ていた。攻の歌の限界を赤裸々に書いているがここら辺は好き。攻がヒヒジジイにやられていたので驚いた。ヘタレ攻。
作風などは好きなので、合う作家さんになるかどうかは引き続き様子見。次も期待している。
花嫁を抱きしめて(ショコラ7月号)天野晶
能の家元の息子である受は、フランスの公家から能を舞って欲しいと招待される。その公家が経営する財閥の総裁になった攻に押し倒され…。フランス貴族20代後半×能楽師18歳。
13回新人バトル作品。ショコラハーレクインの基本形を二回りほど細らせたような話。文章は読めたけれど、この作家さんらしさみたいなものはテンプレの波に埋もれて分からなかった。
ここ最近ショコラハーレクイン系のバトル作品が増えているけれど、既存の作家さんだけでもお腹一杯なので、もう入らない。ハーレクインで投稿する方が勝ちやすいのか? ハーレクインが書きたくて作家さんを目指しているのだとしたら、是非極めて下さいと思うのだけれど。
きえない恋情(ショコラ7月号)美郷ほのか
大手経営コンサルタントで働く受は、高校時代の友だちであり有名になった攻と一緒に仕事をするようになったが…
第十三回新人バトル二作目。学生時代の友だち25歳同志。普通。新人バトルにしては文章がまだ読めると思いながら読んでいたが、途中から微妙になった。攻は仕事を恋愛沙汰で途中までした仕事を放り出すなよな。名前は貸すからってそれはどうかと思うのだが。でも勝つなら他の作品も読んでみたい。
テンプレというのは、ある程度作家さんの実力の底上げになるけれど、テンプレ以上の面白さを見せるには、作家さんにそれなりの力がいるのではないかと思う今日この頃。
2006年06月26日(月)
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