眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・苦しいほどに愛は奪う:池戸裕子

ヴァッサロード1・黒乃奈々絵を買ってみた。
この作家さん初買いで内容も知らずに表紙買い。内容は普通の吸血鬼もので読み難かったが、キャラがなかなかすごかった。舞台はなんちゃって不思議ファンタジー。
一人は牧師。白い髪。短髪。眼鏡。非情冷酷で真面目な性格。バンパイアハンター。吸血鬼関係の仕事をしている。吸血鬼になってしまったが神の眷属でありたいと思っている。みため28歳。
もう一人は長い目の整えていない黒髪。顎髭。お調子者で軽い性格。元神父? それなりに力のある吸血鬼? 牧師の血を吸った主で牧師の家に居候しエサとして血を提供。みため42歳。
というとても美味しい内容だった。驚いた。この作家さんは初読みだが、他の作品も似たような内容なのか。
吸血シーンがえろい。牧師が膝を折って額ずき、主の足の指を舐めながら吸血している。
ドラマCDが出るみたいなので買ってみる。既刊があれば見てみるかな。

幻水は妹が戴冠したところ。主人公父は群島諸国の王族だったのか? 匂わす程度ではっきり書かれていなかったが、個人的には庶民のままでいてほしかったかも。でもそうなると4の主人公と遠い血縁になるのか??



ボーイズ小説・苦しいほどに愛は奪う(ショコラノベル)池戸裕子

会社員の受は新進気鋭の広告デザイナーである攻と10年付き合っているが、攻の執着に戸惑うことが多く…
雑誌掲載とその後の書き下ろし。よく買う作家さんの新刊なので買ってみた。悪くないに2歩足りない。
受は姉の小さな会社を手伝う。会社員。植物のリース。美大では油彩を専攻。卒業後は姉の立ち上げた会社を手伝う。母親と姉がモデル経験があり二人に似た容姿。学生の頃から変わらぬ容姿。優しい。気管支が弱い。
攻は新進気鋭のグラフィックデザイナー。男神のように彫りの深い顔。際だって整った容姿。自信と情熱のオーラを持つ。傲慢な笑みが似合う。威風堂々とした態度。美大ではグラフィックデザインを専攻。卒業後は大手化粧品会社のデザイン部門に就職。協調性が無く他人と仕事をするよりは一人で仕事を進めたいタイプ。才能はある。強引傲慢。熱く激しい気性。
雑誌掲載分は、付き合って10年弱の受は相変わらず執着が深い攻に戸惑っているが、攻にアシスタントが出来て心が揺れる。
攻がここまで執着が強いのはこの作家さんにしては珍しいかも。19で初Hしてからずっとわき目もふらずに受を拘束している。他人と遊びに行くだけで嫉妬して、クローゼットに閉じこめたり縛ったり。でも元がほのぼの雰囲気の作家さんなので、他の作品で出てくる執着度の高い攻と同じに見えなかったというか。
攻は過去好きな人に去られたなど何かトラウマでもあるのかと思ったが、特に何もなく一度揉めた後も執着深いままだったので現状維持。雑誌の時はそこら辺がもやもやしてもうちょっと何か…と思ったのだが、書き下ろしで攻がスランプになり苦しんで受もフォローして解決していたので、この流れでも良かったかなと思えた。
読んでいて思ったが、ヘタレ攻×女王受とかではないカプで、普通に攻が立場が強いカプで、攻がスランプになったりここまで弱るのは珍しいかもしれない。弱いところを出して受が慰める姿はなかなか好き。
攻は受が居ないと食欲は無くすは創作力も無くすは、普段は強がっているが受がいないと生きていけない。受も攻に別れると言われ体重が落ちて日常の暮らしに支障をきたしていた。お互い相手がいないと大変っぽい。らぶらぶなのに色々悩んでいる話。
最後受の絵はアシスタントが落札しなくても…と少し思った。ずるしたわけではないだろうが、外から見たらそう見えるような。
これからも仲良く生きてください。
Hは多い目。
次も地雷でないかぎり買ってみる。
社会人物。人気のグラフィックデザイナー×会社員。28歳同士。10年愛。熟年カプ。おしどりカプ?

2006年03月11日(土)
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