眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・ひと目あったら恋に花:英田サキ

キャラ4月号を買ってみた。
今さんは幻月楼シリーズ。萌えはないが話としては面白い。しかしこの二人くっつくのか? もうくっついていると言えるのか? 微妙な関係だ。間々原さんは普通。一昔前の方が面白く読めたのに最近はさっぱり。円屋さんは受が結婚前夜に攻とHしてその後も関係は続けるっぽい。何だかなー。西河さんは絵柄は嫌いではないけど、一昔前の少女漫画のような話だった。てか今時少女漫画でもないだろうな。
TONOさんが一番面白かった。。。相変わらずボーイズとしては微妙な雑誌。



ボーイズ小説・ひと目あったら恋に花(花丸文庫)英田サキ

大手商社で働いていた受は、左遷され住んでいたマンションも火事に遭い友人の伝手で紹介されたアパートで下宿することになる。そこは個性豊かな面子が揃っていて…
設定にひかれて買ってみた。可もなく不可もなくから一歩悪くないに行く感じ。所々微妙。
受は大手商社で働く。取引先の部長にセクハラされ抵抗して契約を潰し左遷される。真面目な性格。眼鏡受。ゲイ。
攻は元ホスト。今はラーメン屋をやっている。腕は良い。妙に迫力がある。筋骨隆々。低い声。広い肩幅。厚い胸板。ワイルド。ホスト時代は人気だった。
取り敢えず文庫なのに、キャラの立った脇を複数入れて、受も攻も過去に色々ありつつ受が新しい職場で頑張るエピソードを入れるのは詰め込みすぎではないかと思った。最後の方は特に、駆け足で2Pごとに展開があって、テンポよくさくさく進むと言うよりはめまぐるしい。
割と抜き差しならぬ事情が出てきても、さくっと会話が進み、ハイ次っとばかりに場面が変わると呆気に取られるというか。浸る余韻が欲しい。
そのためか、受の性格が最初と途中と最後で統一して見えなかった。この性格がいないとは言わないが、こういう言動をとるならこういう性格なのかと心で描いた性格からずれていくので、切り換えるのが大変だった。
攻もいい男だとは思うのだが、ばたばたしていた他のエピソードを削ってでも攻の良さをもっと読んでみたかった。物足りない。
最初は個性豊かな住人を出してコメディ風にはじまりそのつもりで読んでいたが、いきなり受の過去が出てきたあたり前振りがなかったので、急に重い内容で違和感を感じた。例えば、映画などで明るいシーンは軽快な音楽を重いシーンは静かな音楽を流していると思うが、明るい音楽のままシリアスなシーンに突入された違和感みたいな感じ。
以下割とネタばれなので注意。


ついでに所々微妙だった一例。ホストと寝て子供が出来た女が受を騙して出来ちゃった婚するので、娘は実の子供ではない。交通事故で亡くしその葬儀で初めて攻は受を見る。攻の友人が受の嫁と付き合っていた時期があり、はっきりとは書かれていないが、この友人の子供の可能性もある。嫁は受の子供でないとばれた後も離婚せず子供を置いて遊びまわり、子供が亡くなった後は子供が死んだのは受のせいだと高額な慰謝料を要求する。受は娘を可愛がっていたとはいえ、攻の友人の子供を育てていたので、こんなところで関連つけなくてもと微妙な気持ちになった。攻が悪いわけではないが何となく後味が良くない。
この設定でもきっちりと説明を入れてくれれば、気にならなかったとは思うけど。この書き方では微妙なまま。
キャラは悪くないが、話としては微妙な部分が多かった。
次も設定次第。
社会人物。下宿物。ラーメン屋26歳×商社社員31歳。年下攻。眼鏡受。脇カプ有り。受はバツイチ。子持ち。

2006年02月23日(木)
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