眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・いつか、あふれる:麻生玲子/漫画・傲慢な純愛:宗真仁子

今日も雪が降っている…。
まったくどうでも良いことだが、電脳ヤオイ少女の連載が終わったみたい。4コマなので大きなオチがあった訳ではないが、連載がはじまった時は驚いたもんだった。

キャラセレクションを買ってみた。
水名瀬さんは3回連載の最終回。最後にもう一捻りあるのかと思ったが、誤解が解けてエンドまで真っ直ぐだった。少し物足りない。
不破さんも連載終了だった。収まるところに収まった感じ。どちらかというと好きな作家さんだが、この話はいまいちだった。嶋田さんも今回で終わり。これもぴんとこなかった。どちらかというと社長になった後の受と攻を見たかったかも。そっちをメインにして、今回の話を過去話にしてくれないかと思ったが、そうすると前にキャラから出ている後継者受の設定と被るか。単行本になったら脇カプのパパ受が載るのかと思った。
後は未読だが鹿住さんが楽しみ。
次号は鈴木さんが載るみたいなので買ってみようかな。



ボーイズ小説・いつか、あふれる(クロスノベル)麻生玲子

会社のデータを売り渡そうとした恋人に交換条件で、やり手の社員である攻に売り渡された受は脅され寝るようになるが…
気になる作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなくから1歩悪くないに行く感じ。
受は技術開発部門を希望していたが営業になった。それなりに仕事は出来る。記憶力は悪くない。ゲイ。すれている。大学時代からの恋人に裏切られる。
攻は社内でも有名な部門を率いるエリート社員。鋭利なルックス。笑うと目元が優しくなる。鍛えられ筋肉のついた色気のある体。面倒見がよく話せる上司として尊敬されている。吸引力はある。
この作家さんの平凡設定の日々の描写は地味地味していて好きなので、普通のリーマン物であるこれは(脅されてセフレになっていても)楽しんで読んでいた。受が体だけの付き合いだと悶々としている部分は好き。
不実な恋人と関係していたが、すれた性格のためか、不幸を呼ぶ薄幸体質っぽい雰囲気は無かった。悪い男に引っかかる薄幸体質は苦手だが、この受はあまりその匂いがしないので良かった。
しかし最後の最後で、元恋人が受と攻のHシーンをビデオに撮って脅して来た時に、攻の仕事のデータを言われたとおり加工もせずに渡す受に萎えた。
一度渡してしまえば、つけ込まれて何度でもやって来るだろうに。奇跡的に1度だけで済んでも他社に情報が漏れていたという地点で攻の立場が悪くなると思うのだけど、何が攻のためなのか。短絡的過ぎ。
それまでは可もなくと悪くないの間くらいだっただけに、ざーっとひいてしまった。
ついでにクライマックスHの後最後の1Pで攻が受を好きだったのは大学時代からと匂わせるのは唐突過ぎないか? 
二人は同じ大学だったのか? とか、いつどこで出会ったのか? とか思ってるうちに終わったので、最後に小さなかたまりが残った印象。
Hは脅されている設定だけに多め。たまたまなのかもしれないが、無理矢理の部分が微妙に痛々しい。
社会人物。やり手の上司31歳×社員26歳。シリアス。セフレ。企業スパイ。



ボーイズ漫画・傲慢な純愛(ショコラコミック)宗真仁子

短編集。雑誌掲載6本。描き下ろしは後書きくらい。可もなく不可もなくから悪くないに1歩行く感じ。
設定が気になったので買ってみた。
外資系アパレルのエリート部長×眼鏡平社員。攻に言い寄られる受。
失業中の料理人×元売り専のフリーター。アパートの隣同士でふとした切っ掛けで知り合う。
ゲイ同士のカプ。攻が片思いしながら自分と付き合っていると思いこんでいる受。眼鏡攻。
事故で恋人を失った攻と茶店で知り合い付き合うようになった受。自分が亡くなった恋人の身代わりだと思い悩んでいる。
同期入社の人気がある攻×真面目で堅物な眼鏡受。仕事で失敗し憧れていた攻に慰められる受。
会長の孫である受の教育係である攻。攻に片思いしながら報われないと思いこみ、デリヘル(男・Hは無し)を呼び憂さ晴らしする受。
派手な設定のない社会人物が多いので、話自体に華がない。短い話のためかひねりは少なく充当な作り。
萎えたり引いたりしないかわりに取り立ててこれが好きというものも無かった。地味で淡々とした雰囲気は好きなのでそれなりに楽しめたが、退屈する人も多そう。
絵柄は割と好きなんだけど、昔少女漫画を描いていた時の方がもっとキラキラしていて華があったような。
遊び部分が無いのでひたすら話を追う感じ。
Hはそれぞれ1回ずつくらい。
次も設定次第。
短編集。社会人物。リーマン多し。シリアスタッチ。

2006年01月22日(日)
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