眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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小説・マイ・ガーディアン:李丘那岐
ボーイズ小説・マイ・ガーディアン(ルチル文庫)李丘那岐
小学校教師の受は同じ施設で育った弁護士攻に片思いしている。ある時育った施設で不正が行われていると聞き、確かめようとするが…
気になる作家さんの1年ぶりくらいの新刊なので楽しみに買ってみた。悪くない。
受は小学校の先生。5歳の時に両親を亡くし施設に入る。美人系。左目に泣きぼくろ。黒ください眼鏡をかけている。優しい面立ち。琥珀色のアーモンドアイズ。清潔感のある無難な髪型。スレンダーな体。無個性なスーツ。地味。真っ直ぐ。お人好し。優しい。
攻は悪徳弁護士。報酬は高額だが道義上引き受けたがらない案件を引き受けるヒール。漆黒の髪。実は収まりが悪く手入れが大変。無駄を削ぎ落とした端整な顔立ち。鋭い瞳。長い足。8歳で施設に入る。受と幼なじみ。
直接的表現はないが、養護施設の虐待のエピソードがなにげにヘビーだった。受がヤクザに掴まって云々みたいなのは、あまり気にならないのだが、子供ネタはどうしてももやもやしてしまう。
この作家さんの持つ青臭い健全さが気に入っている。キャラの性格が屈折していても、根本では健康な精神を持っているように感じる。今回も事件が事件なのでそこらへんは良く出ていた。
たまにキャラの言動のくささに、じたばたしそうになったけれど。
メインキャラはそれぞれ好感が持てて好き。攻の悪徳ぶりも筋が通っているし、ポリシーも攻らしい。受も攻に疎まれていると思いつつも、前向きに頑張っている。一途受。出来た後のラブっぷりがじっくり読んでみたかった。
脇キャラもそれぞれ立っている。
前半分は割と丁寧に書かれていた事件の部分が、後半割とさくっと解決していたので(みっちり書かれても憂鬱になるので困るけれど)前と後ろのバランスが悪いと少し思ってしまった。
後、悪さしていた職員がどうなったかきっちり書いて欲しかったような。溜飲が下がらない。
みんな幸せになれると良いね。
Hは初々しい。萌えるというより反応が可愛い感じだった。
次も期待している。
養護施設。幼なじみ物。悪徳弁護士×先生27歳。児童虐待。眼鏡受。
2005年11月17日(木)
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