眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・脱がない男上下:木原音瀬

迷彩ハーレムを買ってみた。
松山さんのギャグはいくつか読んでいるが、軍ネタが一番笑える。課長は露骨な下ネタすぎてひいてしまうが、このぐらいのチラリズム(?)の方が好き。最後に載っていた漫才コンビのギャグが良かった。別の意味で萌えてしまった。。



ボーイズ小説・脱がない男上下(ビーボーイノベル)木原音瀬

大手化粧品会社に勤める入社3年目の攻は、優秀な上司の受とそりが合わない。ある時受がHの時に服を脱がないと訊き、弱みが握れないかと画策し…
デフォ買い作家さんの新刊なので買ってみた。悪くない。
受は仕事があまり出来ない3年目の社員。学生時代は弱小野球部にいた。身だしなみ、お洒落に無縁。大型犬攻。駄犬。単純。子供っぽい。短気。
攻は企画課の課長。見て嫌気がさすほど整っている。切れ長の憂いを含んだ瞳。少し長い目でセットされた髪。社内の有名人。小さな頭に高い身長。細身だが筋肉はよくついてしまっている。上質のスーツ。着道楽。仕事が出来て厳しい。綺麗好き。女にもて、切らしたことがない。
攻が一方的に受に迷惑をかけ好きになり、受が巻き込まれる形でカプになる、この作家さんがよく書く話のパターンの一つ。
今回珍しく仕事にさかれるページが多かったような。ここまで仕事面のエピソードが長く丁寧に書かれているのはあまり読んだことがないかも。
美人受と大型犬攻は好きなのだが、攻、駄犬過ぎ。最初はやる気のないなあなあ社員でも段々いい男になるなら無問題なのだが、受に告白してHする時まで脅迫するのはいただけない。受のコンプレックスに気付き反省した後はそのネタで脅したらいかんだろう。
まったく成長しないわけではないが、最後まで駄犬。個人的には優秀な大型犬になって欲しかった。
受は性格に多少難ありだが、暗い学生時代を過ごしたにも関わらず、前向きに自分を磨いて仕事に厳しくステップアップしてきたいい男だと思うのだが。なかなか素直になれずにグローブをそっと買っておくところとか可愛かった。受は可愛い。
「ママ」カプの攻がこっちの攻の良い先輩として出てくるが、こいつが出てくるだけでギャグっぽい雰囲気が加速する。ママ攻は鬼畜っぽいが良い男だよなとしみじみした。出来上がったカプだが、もうちょっと読んでみたい気がする>ママカプ
攻にすがられなし崩しにHするようになった後の受はそれなりにHを楽しんでいる。初Hのところは大爆笑した。
攻は酷い男だが、この作家さんの話を読む時は、キャラ萌え優先の自分としては珍しく、何故か受攻どちらにも感情移入せず客観的に読んでいるので、あまりその酷さに腹が立たない。ついでに今回は痛さを笑いでカバーしているので、更に気にならなかった。
攻が反省した後、受のコンプレックスを持ち出しさえしなければ、感想は面白かったまで上がったんだけど。。。
出来た後も攻の浅はかさで、すぐに付き合っているのが会社にばれそうだが、二人ともお幸せに。
次もきっと買う。
社会人物。化粧品。開発。肉体的コンプレックス。部下25歳×上司32歳。脇カプの主役。別作品のカプが登場。ギャグ。大型犬攻。美人受。年下攻。


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2005年10月24日(月)
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