眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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小説・楽園の獅子王:池戸裕子
ボーイズ小説・楽園の獅子王(ショコラノベル)池戸裕子
恋人と別れイギリス旅行に来ていた受は、酔った状態で攻の屋敷の温室に辿り着く。攻に保護された次の日、温室で割った貴重な鉢植えを弁償する代わりに日本語の教師をするよう持ちかけられ…
よく買う作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。
受はカフェで働く。いつかイギリスに住みたいと思い英語を習う。英国人の恋人がいたがふられる。ハーフ。父親はイギリス人。母親は遊ばれて捨てられた。小さい頃から居場所が無く、感情をうまく外に出せない。エキゾチックな美貌。
攻はイギリス貴族。190センチ近く。大柄でがっしりしている。逞しくて大きい。筋肉質な身体。日に焼けた顔。ろくな手入れをしていない放りっぱなしのココアブラウンの髪。ブラウンの瞳。ワイルド。ライオンのようなイメージ。旺盛な食欲。攻撃的で高圧的。仕事に厳しい。植物を育てるのが趣味。弟が一人いた。
強引傲慢な攻に屋敷の中に閉じこめられるが実は…みたいな話。この作家さんの攻にしては傲慢かなと思って読んでいたが、最後はやっぱりいい人だった。
割とエピソードはつまっているように見えるが、最後の最後出来上がった後の幕引きは受のトラウマを一気に解決させようと詰め込みぐだぐだして見えた。
今回読んで気付いたが、親と同じ失敗をするエピソードが入ると萎える。酒乱の父親で苦労したはずなのに同じく酒に溺れているとか。嫌な事なのに学習しないのかと思ってしまう。
今回は受の母親がイギリス人にもてあそばれ捨てられて受の人生に暗い影を落としているのに、同じくイギリス人に遊ばれていて何だかなと思ってしまった。受ももて遊ばれたくて付き合ったわけではないと思うけど。
ついでに受が夢遊病なのは良いのだが、きっぱり見限って過去になったはずの元イギリス人の恋人を攻の代わりに誘惑するエピソードも何だかなーと思ってしまった。
も一つついでに、受はふられて薬に溺れてやりまくりなのも今一つ好感が持てない。感情を表に出せなく育ったらしいが、切れると怖いタイプなのかも。
攻の努力が報われていなくて可哀想。攻は良いが受はいくつかひくエピソードがあったのでこの感想。
Hはそれなり。次も設定次第。
ヨーロッパ貴族物。白人×日本人。イギリス貴族29歳×カフェの雇われ店長27歳。失恋。植物。温室。教会で愛の誓い。オークション。
2005年10月16日(日)
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