眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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9月の青田買い
クールBの全サがやって来た。ヘブンの生徒会二人の絵柄。
今月の青田買い
雑誌でしか見ないようなボーイズの新人&投稿者の作品の感想を書いている。新人扱いは、個人的に単行本が2,3册出た所ぐらいまで。将来有望かが基準ではなく、あくまで私個人の好みに合う話を書くようになってくれるかどうかが基準。
面白い作家さんだけを挙げるか、つまらなかった作家さんも挙げるかはその時の気分。
賢いお金の返し方(花丸秋の号)久万谷淳
会社をリストラされ無職の攻は、学生時代の友人であり消費者金融の社長になった受と再会し金を借りる。借金返済のためにAV男優になれと言われ…みたいな話。20代半ば同級生カプ。
受賞後2作目なので読むのも2回目。可もなく不可もなくから一歩悪くないに行く感じ。
借金物はまだ良いのだが、サラ金の設定は基本萌えない。金にだらしないキャラが好きでないので、メインキャラがずるずると借りて、首が回らなくなるのは好感が持てない。
これは最終的に受がいい性格だったので、大丈夫だった。攻のAV出演からくっつくまで2日ぐらいしか経っておらず早っと思ったが、その理由も最後はあかされる。が、それまではがちゃがちゃして見えるので、最終的に収まるところに収まっても微妙な感情が収まりきれない。
それはともかく、キャラはアクがあり面白く好感が持てた。こういう企む受と引きずられる流され攻は好き。この雰囲気を維持してくれるなら、単行本が出たら買ってみたい。他の話も読んでみたい。
空を見上げて(花丸秋の号)蓮池なな
高校生の攻は受験を控え、幼なじみで近所の受に片思いしている。受に受験先を隠しているが…みたいな話。幼なじみ同級カプ。
可もなく不可もなく。文章は書き慣れていて読みやすい。キャラも悪くないが、半分くらいまではキャラに感情移入できずに読んでいた。ようやく親近感が持てたのは、初Hの時なので、最初の方に受、攻を気に入ることの出来るエピソードが欲しかった。初Hの時のどたばたは可愛い。
それと鼻○そを連呼するのは止めて欲しかった。読んでいて気持ち良いものじゃないし。ついでに受と攻のキャラが所々被る。会話文だけの部分はどちらが話しているのか一瞬分からない。
取り敢えず次も読んでみたい。
崖っぷちのレミング(リンクス10月号)絢谷りつこ
フリーターの攻は高校時代の友人の芝居を見に行き、そこで受と出会う。その後劇団の主宰者に気に入られ劇団に入る事になるが…みたいな話。フリーター×劇団員。
普通。受の存在が気になり劇団に入って頑張る攻。取っ付きにくいと思っていた受だが実は…みたいな流れ。以前読んだものよりは古くささが薄まっていた。でもキャラに思い入れが出来なくて萌えも無かった。単行本になった作品の方が面白いと感じた。
ずっと見続けた夢がある(リンクス10月号)大鳥香弥
全国的なチェーン店の社長の息子である受は、体が弱く静養のために10年ぶりに別荘に行く。そこで使用人の息子で現在庭師をしている攻と再会するが…みたいな話。使用人18歳×ひ弱な社長の息子27歳。
可もなく不可もなく。病気をして静養のため別荘に行った読書好きな受が、使用人の息子で庭師になった朴訥な攻と再会し惹かれていくみたいな流れ。攻に惹かれる部分は丁寧に書かれていると思う。キャラは嫌いでないがカプとしては興味が持てなかった。この二人くっついたとしても他人の手助けが無ければ持続できないんじゃないかと思うほどあぶなかしい。センシティブ系の作家さんなのかな。
月にむらくも、花吹雪(後編)(小説ビーボーイ9月号)玉木ゆら
失踪した親友を捜すため頑張る受の話の続き。感想は微妙になった。
話の筋自体は特に何もないのだが、受の言動が引っかかりどんどん印象が悪くなった感じ。
冒頭、身請けされた受は、攻の屋敷に閉じこめられていると囲い者のようで嫌だとか言うのだが、攻が金を払ったんだから囲い者ではないのか?
受は基本可愛いタイプなのだろうが、元気で単純なキャラの悪い面がずっと書かれていた感じ。
攻に止められているのに屋敷を抜け出し、その後でやっぱり怒られるかなと後悔したり、親友を助けるために相手の家に乗り込む攻に無理矢理ついていき怪我しそうになって攻に助けられたり。
受に、能力がないなら横でじっとしとれと何度も突っ込んでしまった。どじっ子が頑張るネタは、物語の上とはいえ人の生死がが関わる設定だと、つい厳しい眼で見てしまう。
可愛い話を書く作家さんに見えるので、取り敢えず他の話も読んでみたい。
この気持ちを掲げた空(小説ディアプラアキ)栗城偲
後日。
2005年09月21日(水)
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