眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 漫画・侠、華の如し:亜樹良のりかず/小説・ただ一人の男:火崎勇

ボーイズ漫画・侠、華の如し(ショコラコミック)亜樹良のりかず

兄が亡くなりヤクザの跡目となった受は、新しい教育係として先代の若頭の息子である攻をつけてもらう。戸惑いながら実家の仕事を覚えていく受だが…
表題シリーズ4本と読み切り1本。描き下ろしは表題カプ2組で14P。設定が気になったので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。
受は20代頭。大学を中退して跡継ぎになる。お坊ちゃんタイプで真面目。攻は29歳。とてもヤクザっぽく男気があり上にも下にも慕われる。
ヤクザ物の定番な流れ。受の父親の親友の息子が当て馬で出てくるが、新しい受(ペットショップ店員)とくっついていた。
特に特記するような変わったエピソードは無く順当に話が流れる感じ。
読み切りは会社の社長×部下。社長がセフレと別れたいために部下の受を選び恋人役にして…みたいな話。
社会人。世話係×跡継ぎ。ヤクザ×ペットショップ店員。社長×社員。シリアス。



ボーイズ小説・ただ一人の男(ショコラノベル)火崎勇

バーテンの受は、子供の頃に両親の死を見て以来、人間をものとしてしか見ることが出来ない。元ヤクザの攻の部屋に同居していたが、攻が襲われ倒れるところを見て…
よく買う作家さんの新刊なので買ってみた。悪くないに一歩足りない。
受はバーテン。幼い頃両親を殺されたのがトラウマになり時折夢に見る。男は攻が初めて。整った顔立ち。凛として物怖じしない横顔に寂しい目。死に対して恐れがないので怖がらない。
攻は元大きなヤクザの組長の息子。父親が亡くなると組をたたんで不動産屋を始める。昔気質で近づかなければ危害を加えられず頼られれば応えてくれる。サラリーマンに見えないスーツ姿。精力的で男女にもてる。引き締まった筋肉。広い肩幅。バイ。
最近は、良くも悪くも以前よりは薄いまま安定している気がする。
人を人として認識できない受が、攻の存在だけ安心できて最初は恋愛感情を持っていなかったのに、好きだと気付いて悩んだり、攻は強引にHして次の日花を持ってきて受にあやまるなど、萌える設定がいくつかあるのだが、いつもの『』付き台詞に概念的な書き方のために萌えが薄い。
『』付きを多用されると文章に膨らみが無くなってつまらなくなる気がする。ついでに作家さんが手を抜いているように見えるので、もう少し押さえて欲しいのだが。前よりは減っている気はする。
受が攻の仕事関係で拉致られビデオに撮られそうになるのだが、その時の受の行動は割と好き。道具を入れられているところはちょっと生々しい。
エロ目的の作品でない輪○シーンは好きではないが、受の良さが分かるエピソードになっていたので気にならなかった。
最後はしっかり甘くなっていた。
次もきっと買っている。
社会人物。不動産会社経営30代?×バーテン20代? 受は拉致られやられそうになる。殺伐。シリアス。

2005年08月25日(木)
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