眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・恋になるまで身体を重ねて:鹿住槇/御所泉家の優雅なたしなみ:神奈木智

旅行先の空港で売っていた酒を買えずに帰ってきたのが悔しくて、ネットで注文してみた。ネーブルやバニラ、黒スグリのフレーバーの入った半ダースのウオッカ。ちょっとうっとり。
今飲んでいるのはダンツカのブラックカラント。どうでも良いことだが、ダンツカダンツカと繰り返すと歌っているみたい。

麗人を買ってみた。今号どうしようかと思ったが、10周年の小冊子がついていたので。麗人で描いている作家さん達のコメントやエッセイ漫画、番外が載っているので割と楽しめた。
雑誌の方は鈴木さんとまんださんが面白かったかな。まんださんはいつも青春のイタイ話が多く微妙に鬱になるのだが、今回の家族ネタは割と好き。はじめて南国さんのヤオイを読んだが好みかも。鹿乃さんは思いがけずに3Pだったが、あまり萌えなかった。3Pは好きだがこの展開はいまいち。



ボーイズ小説・恋になるまで身体を重ねて(キャラ文庫)鹿住槇

会社員の攻は、大学時代から5年越しのセフレである受から恋人が出来たのでもう寝られないと別れを告げられ…
本編とその後の話。ともに書き下ろし。よく買う作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなく。
受は大手建設会社勤務。外れの支店に勤務中。エリート街道を歩いている。男にしておくのが勿体ないほどの整った容姿。人見知りが激しく取っ付きにくい。体臭が薄い。ゲイ。
攻は電気関係の会社に勤務。社会人になって3年目。大学では一浪一留。それなりにもてる。二枚目で調子が良くて、愛想もよくて人気者。友達が多く派手に遊ぶが恨まれない。
受も攻も当て馬も普通の社会人。特に突飛な性格や特技や家柄であるわけではなく、普通の生活を送りつつ三角関係でごちゃごちゃしている。どのキャラも好感は持てるが親近感は持てなかった。
攻はヘタレ攻というより情けない攻。当て馬に殴られ、道ばたで吐く。駄目駄目。
攻に片思いする受は可愛いが当て馬を選んだ方が大事にされたんじゃないか。攻も心を入れ替えてからは頑張っていたが、終始ぐだぐだしていた印象。この作家さんの作風なのでそうでも無かったが、他の作家さんが書けばもっとどろどろし雰囲気になったかも。
次も設定次第。
社会人物。セフレ歴5年。大二から。大学時代の同級社会人カプ。27祭×25歳。本編は攻視点。



ボーイズ小説・御所泉家の優雅なたしなみ(キャラ文庫)神奈木智

天涯孤独の受は、亡くなった母親が名家の出であることが分かり跡取りとして引き取られる。お披露目までに3人の男の中から後見人を選ばなくてはならず…
たまに買う作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。
受は天涯孤独のフリーター。高校卒業時に母親を亡くす。小づくりで甘い目な顔立ち。小綺麗な顔。勝ち気な黒目。頭は良い。人の上に立つ資質はある。
攻はオークションのディーラー。その筋では有名。受の家を助ける家柄の出。不思議な奥行きを持つ。エリート。言葉や物腰は柔らかでも表情は毅然としてつけこむ隙がない。深みのある柔らかな美声。自分にも他人にも厳しい。融通が利かない。上等なスーツ。
受が母親の実家に行き跡取りとしての教育を3人の男から受けつつ、一人を人生のパートナーとして選ぶ。
攻以外の候補の1人は、スランプ中の有名作家。憂いのある綺麗系の顔立ち。一見大人しく穏やかだが裏で色々画策するタイプ。
もう一人は、トップランクの人気俳優。演技派で華がある。遊び慣れており洗練されている。毒があるのに無邪気。明るく行動的。
キャラはそれぞれ嫌いではないが、3人の男と交流し、それなりに受の存在を納得させお披露目をして、攻とも恋愛するのは文庫1冊では無理っぽい。受の教育は楽しんで読めたが、恋愛部分は短かった。不自然とまでは言わないが、攻が他の2人より優れ、受が好きになった理由がぴんとこない。
攻の仕事が一番地味っぽく縁の下の力持ち。
世継ぎ。跡取り。マイフェアレディ。美術関係のオークショナー×フリーター。

2005年08月10日(水)
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