眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 ボーイズ小説・恋愛仁義:高月まつり/ボーイズ漫画・笑わない人魚:今市子

ボーイズ小説・恋愛仁義(プラチナ文庫)高月まつり

続編。今回は受の背中写真が販促ポスターに使われてしまい、話題になり色んな人に注目されるが…みたいな話。
気に入っていた作品の続編なので買ってみた。萌えではなくギャグとして笑った。
キャラの性格は前巻の所にあるので省略。前作から1ヶ月半ほど経っている。
今回の一応の最大の危機は、受の背中が赤いハイヒールに踏まれるというものだったが、その下りはしょぼかった。
前回と比べ慣れたためか大笑いまでは行かなかったが、ギャグの濃度は前と同じくらい。細かな突っ込みに笑った感じ。
相変わらず美背中はいろんな人から狙われているが、テレビで話題になりレポーターに追いかけられる下りはちょっと萎えた。
似たような雰囲気の話ばかりだが、その一因はギャグの突っ込みや台詞回しが、みんな同じだからというのも有るのかも。
次も笑えそうな話が良いな。
27才同じ年カプ。社長息子×元若頭。ギャグ。エロビデオ。



ボーイズ漫画・笑わない人魚(あおば出版)今市子

短編集。4本。アンソロCooで掲載されていた漫画3本と表題の続編書き下ろし24P1本。
よく買う作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間くらい。
アンソロに載っていた分は読んでいたので、初読みは書き下ろしだけ。
表題1つ目は叔父が失踪し、死亡宣告が出る時期に叔父の財産であった海辺の家にやってきた甥と叔父が親しくしていた青年の話。甥×青年。2つ目は3人の奥さんを亡くし金持ちになった男とその男に片思いし続けている偽造パスポートや銃をさばいている青年。そしてその青年にパスポートの偽造を頼みに来た大きな会社の社長の庶子。誰かがくっつくわけではなく淡い思いが描かれている。
3つ目は「楽園まであともうちょっと」の元になった読み切り。書き下ろしは表題から数年後、甥が社会人になっており一度別れて元鞘な話。
この作家さんは、オカルトもファンタジーもボーイズも同じトーン・色で話が進んでいる気がする。普通もう少し印象が違ったり、かき分けていたりするものだけど。
そしてかき分けていないと、もう片方の読者から嫌がられる場合もあるのだが、そういう話もあまり聴かないような。私の世間が狭いので聞こえてこないだけかもしれないけど。
ボーイズジャンルも同性同士の話が生臭くならないので、眼を瞑れるのかと思った。
前も書いたと思うけれど、この作家さんはデビュー前から同人を買って、ずっと読み続けている作家さんだが、「楽園」だけはどうしても読み切れず、半分も読まない所で読むのをやめてそのままになっている。
久しぶりに楽園の元話を読んでみて、これも部分的に読み飛ばしていた事を思い出した。
どうやらあのサングラス男が駄目なようだ。そのキャラの出てくる部分だけ記憶が欠落している。
別に嫌いなキャラではないし、いやなエピソードでもないはずなのだが。原因が分かってすっきりしたけど、理由が分からずすっきりしない。不思議だ。
次も設定次第で買ってみる。
短編集。年齢層はたかめ。淡々。

2005年02月19日(土)
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