眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 ボーイズ小説・エス:英田サキ

小説ビボーイを買ってみた。と買ってみた宣言のみ。
久しぶりに「僕のセクシャルハラスメント」を見たような。単行本になっていたのは知っていたが、単行本になる前、同人で連載?していた時に読んでそのままになっていたので、何年ぶりか。本間さんは部長なのが良かったな。どこかの企業の代表になってしまうのはちとつまらん。しかし一晩寝て200億が動くって、そんな話だったっけ?
今回も新人さんが2人載っているが、来月も2人。やはり自社の新人さんを使うようになったのか。
今回佐屋野さんがとても久しぶりに載っていた。



ボーイズ小説・エス(シャイノベル)英田サキ

刑事である受は、拳銃密輸の情報を得るため、エスと呼ばれる協力者を使った情報収集をしている。新宿の組員の一人を情報源にしていたが、ある日、突然同じ組に属する攻から電話がかかってきて…
気になる作家さんの新刊なので買ってみた。割と面白かった。
受は両親を早くに亡くし姉に育てられる。教師をしていた姉は警察のキャリアと結婚したが事件に巻き込まれ亡くなる。拳銃の情報収集をメインの仕事にしている。綺麗な顔立ち。176センチ。一匹狼。孤独。官僚の義兄と定期的に会う。
攻は大きなヤクザの組長の庶子。本妻の弟は最近組を継いだばかり。会社社長をしつつ、裏で弟を助けている。186センチ以上。彫りの深い男らしい風貌。冷たい瞳。不遜な雰囲気。女にもてる。
出てくる設定が、スパイ、ヤクザ、刑事、参事官、謎の中国人兵器ブローカーなどなど。お好きな方にはたまらん内容。
あまりに美味しそうに並べられていたので、反対に冷静になってしまった。
ヤクザ攻にしては、この攻は強引で傲慢ではあるがいきなり受を強○したりしない。受と攻のぎりぎりな感じが良かった。
出来る攻がいきなり受に興味を持つのではなく、1段階人を経ているので、興味を持つ理由が何となく納得出来る。
敵キャラの背後に中国政府まで見え隠れしてきた時は、うまくまとまるのかとドキドキしてしまった。あまり壮大な話になると、ただでさえなんちゃってがさらに嘘臭くなるので。
出てくるメインキャラは、どれも二つの勢力や事情に板挟みになってどこか影がある。憎まれキャラはともかくとして、脇キャラも立っていていい味を出している。
謎は積み残されているが、続編が出るようなので、このままへたれることなく最後まで行って欲しい。続きが楽しみ。
スパイ。警察。拳銃。抗争。官僚。青年実業家32歳×刑事26歳ちょい上? 続編。

2005年02月15日(火)
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