眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 ボーイズ小説・雨がやんだら:小川いら

小説ディアプラを買ってみた。好きな作家さんが多くて楽しみ。久我さんだけ読んでみた。ぼんやりした受は好き。キス止まりなので、Hつき書き下ろし続編で単行本化希望。

那州さんの「魔法使いの娘2」を買ってみた。割と面白い。この作家さんの描く漫画も独特な雰囲気がある。パパの敵みたいなものも出てきて、話はゆっくり動いている感じ。どれくらい続くんだろう。続きも楽しみ。

おおやさんの「月光庭園1」を買ってみた。男として育てられた女の子が、全寮制の高校に入り演劇科に進む話。オーソドックスな少女漫画ー。久しぶり。音楽物や演劇物は割と好きなので、演技するシーンは楽しめた。主人公のお目付の少年が可哀想。笑。
この作家さんの描く眼鏡の生徒会長タイプが、昔からとても好みで、このキャラが受か攻の話が読んでみたい。ジャンルが違うけど。
最後はやっぱり女の子なので占い通りに…みたいな話にはならないのだろうか。

引っ越しの準備の時に耳が寂しくて、手持ちのドラマCD十枚ほどを繰り返し繰り返し最低3,4回づつ延々聞いていた。結果、男の喘ぎ声が大丈夫になった。苦手声はそのままだが、慣れとは恐ろしい。
いや前向きに考えるべきか。ウエルカムニューワールド。新しい世界へようこそ。万歳。
今日も調子に乗って富士山さんの「わりとよくある男子校的恋愛事情」を買ってしまった。
Hシーンは少なく原作を駆け足に流している感じ。苦手声も無い。元々原作がコミカルで笑えるので所々笑いそうになった。ただ唐突に終わっている感じがする。これも何かする時のBGMになりそう。
似たような雰囲気なら冨士山さんの別のCD「本気じゃねえから」も買ってみようか。はまっている…。


ボーイズ小説・雨がやんだら(ダリア文庫)小川いら

大学を卒業してドイツ語の翻訳の仕事をしている受は、妻子有る男と不倫中。お祖母さんの付き添いで漢方薬の店で薬剤師である攻と出会う。その後男と別れ話をしている所攻に聞かれてしまい…
よく買う作家さんの新刊なので買ってみた。悪くない。
受は翻訳家。実家で母親と祖母の3人暮らし。ゲイの自覚があるが内向的でずっと一人で悩んでいた。不倫中の男が初めての相手。繊細で考え込むタイプ。母親似の男らしさにかける女顔。
攻は漢方薬局の4代目。薬学に通っていたが、漢方の面白さに目覚め、中国に留学し学ぶ。やぼったい黒眼鏡に白衣の格好。普段着はさりげない装いが洗練されているスマートな男。落ち着いていて包容力がある。ゲイであることに後ろめたさは感じていない。恋人を大切にする。海岸で流木を拾い加工して飾るのが趣味。
受も悪くないが、こういう攻は好み。ばりばりのやり手も良いけど、一見目立たないけどよく知れば好感度の高いキャラは良い。受は少しうじうじしすぎていたかな。
目立たない受を好きになった理由を、流木で説明する部分は何となく好き。納得できた。
この作家さんの書く静かなシリアス。淡々とした雰囲気の作品。そして起承転結の転が来ても地味に展開し静かに終わる。他の作家さんのシリアス系の作品に比べても盛り上がりに欠けて地味な方だと思うが、それが良い。これも特徴なのか。
この作家さんの書いたアクアノベルのシリアスみたいな雰囲気が好きなら、楽しめるのではないか。
不倫は地雷ネタなので、その分は少し引いて読んでいた。何のかんの言っても、妻子有る男と相手が結婚しているのを知って付き合っている男の中なら、一番可哀想なのは、妻子だと思うので、さっさと別れて新しい恋をつかめたのなら良いんでないかい。
また設定が好みなら買ってみる。
社会人物。漢方の薬剤師29歳×翻訳家25歳。受の不倫。しみじみ。ほのぼの。シリアス。地味。

2004年12月20日(月)
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