眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 ボーイズ小説・蝶よ、花よ:雪代鞠絵

シティに行って来た。相変わらずまったり。今回は西館のみだったのだが、おお振りはジャンルが拡大しそう。

ついでに凛3巻を買ってみた。二部の一部と番外。番外は出来上がっているカプに第四の男が出てくるのだが、タイプが似通っているので今ひとつ目新しさが無くだれた感じ。でも作品の初々しさすがすがしさみたいなのは気に入っているのでこんなものか。連載終了おめでとう。


ボーイズ小説・蝶よ、花よ(アイノベル)雪代鞠絵

老舗の着物商社の跡取りである受は病弱で足が悪いため家で居場所が無かったが、父親が亡くなり会社が乗っ取りにあう。やって来たのは受の家を憎む金融業者社長の攻。攻に囲われ愛人として生活するようにるが…
設定が気になったので買ってみた。悪くない。
受は老舗の会社の跡取りだが、病弱で小さい頃の事故で片足を引きずるようになり、離れで一人で暮らしている。母親似の美貌。人形のような顔立ち。大人しく従順だった。復讐劇に出てくるお姫様のような性格。
攻は受の父親によって嵌められ一家心中し一人生き残る。復讐心を抱えて起業し成功する。精悍で野生的な顔立ち。切れ長の眼。無頼。風格がある。不器用。
二人ともこの作家さんが良く書くカプのデフォ。純心一途で世間知らずな受と強引傲慢で不器用な攻。強○始まりで受は攻を恐がり、攻は不器用で無体に扱ってしまう。誤解しつつすれ違いでもひかれていき最後はハッピーエンド。
可哀想な受を前面に出し、とても嗜好に特化しているので、こういうのが読みたい時は安心して楽しめそう。
同じカプを設定だけかえて、これだけ手を変え品を変えやれるなーと、別の所で感心してしまった。
既刊の中では、一番スムーズに話が流れている気がする。ただ、受が体を売ると言いだした所と、最後に出ていきたいと直訴するあたりは唐突すぎて首を傾げた。
この受も薄幸で体が弱いはずなのだが、なんのかんの言って最後までしぶとく残りそう。
脇キャラもそれなりに立っている。
この作家さんの別の雰囲気の話を読んでみたいのだが、需要が無いのか、書けないのか、書いても今ひとつなのか。
それも興味がある。
復讐物。監禁。愛人。会社社長20代半ば?×坊ちゃん20歳。着物。和風。絵。花。3Pもどき。

2004年10月25日(月)
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